2011年2月23日
山形県 不安な気持ちを克服するには
国公立大学の前期試験まで残り数日、そして公立高校入試も目前に迫ってきました。
受験生の皆さんの中には不安な気持ちが大きくなり、
なかなか勉強が手につかないという人もいるかもしれませんね。
「不合格だったらどうしよう」 「もっと早くから頑張っていれば良かった」 「勉強が全然はかどらない」
このようなネガティブな気持ちのままでは、入試本番に自分自身のベストを出すことは難しいものです。
ちょっとした意識の変化で気持ちが楽になり、落ち着いた精神状況で受験に臨むことができます。
以下のポイントを意識して、入試当日までの学習に活かしてください。
受験直前でも、皆さんの学力はまだまだ伸びるはずです。
○ ポイント1 「緊張するのは悪いことではない」
受験直前の時期に緊張感が出てくるのは当然のことで、自然なことですので心配は不要です。
変に緊張をなくそうとせず、「入試当日はこんな感じなのかな?」という気持ちで勉強しましょう。
入試当日のシミュレーションにもなりますし、毎日そういう気持ちで勉強すれば過度の緊張感は自然となくなります。
逆に、この時期になって緊張していないというのはある意味危険な状態と言えます。
入試当日になって一気に緊張して、頭が真っ白になるということがないように、
今のうちから、「もうちょっと勉強しないといけない」という意識を持って、少しだけ緊張感を高めましょう。
○ ポイント2 「間違えても気にしない」
受験直前に過去問演習などをしていると、できるはずの問題を間違えることがあります。
そのような時も決して落ち込む必要はありません。
むしろ、「間違えたのが入試当日ではなくて良かった」と前向きに捉えることが重要です。
間違えた問題は強く意識に残るものです。
練習でたくさん間違えても、それが入試当日での得点につながれば良いのです。
○ ポイント3 「受験校の下見を行う」
県外の大学を受験する方は難しいと思いますが、
県内の高校や大学を受験する方は、受験前に下見へ行くことをお勧めします。
志望校を実際に見ることで、「やるぞ!」という高揚感を感じることができるからです。
高揚感が不安な気持を上回れば、集中して受験勉強に臨むことも可能になります。