教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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テスト前に丸暗記してなんとか点数を取ったものの、

覚えたことをすぐに忘れてしまったという経験はありませんか?

これは、人間の短期記憶は20秒程度しかもたないことが原因です。

記憶力の良し悪しに関係なく、短期記憶では常に新しい記憶が上書きされるのです。

例えば、長い講義を聞いていても、メモを取らずにいると

最後の20秒しか覚えていないということになってしまいます。

 

アメリカの心理学者ジョージ・ミラーは、この短期記憶の容量が7±2であることを発見し、

論文「マジカルナンバー7±2」において発表しました。

一度聞いただけで記憶できる限界は7個前後ということです。

この7個という数は、情報の数ではなく、意味のあるもののかたまり(チャンク)の数で、

情報量的な大きさは関係ありません。

 

 

例)

適当な文字の羅列1867459256ではチャンクの数は10個

4455889966では「44」「55」「88」「99」「66」でチャンクの数は5個

 

昔から語呂合わせで覚えることを勧められてきたのも、この記憶のメカニズムが関わっています。

 

例)

√2:1.41421356  一夜一夜に人見頃 →「一夜」「一夜に」「人見頃」でチャンクの数は3

√3:1.7320508  人並みにおごれや → 人並みに おごれや でチャンクの数は2

 

この「短期記憶は20秒まで」「記憶できる数は7個」、という2つのポイントで考えると、

英単語をスムーズに覚えることができます。

 

「1日に覚える単語の数を7個までにする」

「7個を覚える時間を20秒にする」

他の教科にもいろいろ応用できそうですね。

ポイントは一度にやりすぎないことです。ぜひお試してください。

この夏は効率の良い覚え方で、しっかりと学習内容を身につけていきましょう。

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