2011年9月24日
山形県高校入試 社会①歴史の傾向と対策
今回から山形県高校入試の社会について傾向と対策を考えていきます。
1回目の今日は歴史分野がテーマです。
1.出題傾向
山形県の社会の入試問題は以下のように出題されます。
大問1…地理(世界)
大問2…地理(日本)
大問3…歴史(古代~近世)
大問4…歴史(近現代)
大問5・6…公民
大きく2題出題され、大問3では古代~近世までの文化・政治・経済が問われます。
大問4は近現代の日本と世界の関わりを中心に出題されています。
史料や年表は頻出で、時代の流れから基本的用語はもちろん、記述も出題されます。
記述では、出来事の背景を問われることが多いようです。
2.来年度の予想
過去5年間で出題形式はほぼ変わっていませんので、来年度も大幅に変更されることはないでしょう。
記述は必出ですので、しっかり得点できるように対策が必要です。
範囲は幅広く出題されていますので、一点に絞らずに全体の流れを確認しておいた方が安心です。
3.対策
山形県の入試問題は記述が多く、出来事の背景を問われるので
単純に言葉を覚えていても解けない可能性があります。
記述に不安のある人、なかなか覚えられない人は自分でノートをまとめてみましょう。
関係のある事柄を次々と書き加えて、線で繋いでいきます。
こうすることで物事の原因・理由・結果の流れが理解しやすくなります。
山形県の入試では物事の前後関係をどれだけ把握できているかが重要になってくるでしょう。