2011年9月27日
山形県高校入試 社会③政治の傾向と対策
山形県高校入試の傾向と対策、今回は公民のなかの政治の分野についてです。
1.出題傾向
山形県の入試問題では、政治は大問で1題出題されます。
内容は基本的なものですが、単に言葉を覚えるだけでなく内容を理解しているかどうかが問われます。
例として2011年度の問題を載せますので、参考にしてください。
大問5
問2(3)衆議院の優越が認められているのは、憲法上、衆議院が、
参議院より国民の意思を反映しやすい仕組みをもっているからです。
その仕組みの一つに、衆議院議員の任期が4年であり、参議院議員の任期より短いことがあります。
そのほかにはどのようなことがあるか、書きなさい。
(解答)解散があること。
山形県の入試問題は、このように内容理解を問われる問題が多い傾向にあります。
2.来年度の予想
ここ数年で出題形式や量はほぼ変わっていませんので、来年度も同様の出題形式になると予想されます。
出題範囲はあまり絞らずに全範囲において教科書の内容をしっかり理解しておいたほうが安心です。
3.対策
政治は教科書の内容理解をしっかり行いましょう。
教科書に載っている、国会の図式などは自分でも簡単に書けるぐらいになっていると良いですね。
憲法などの穴埋めはよく出題されるので、重要な箇所はしっかりチェックしましょう。
問われる部分はたいてい似通っていますので、問題演習の際に出題された部分をまとめていくのも有効です。
これからはどんどん問題を解いて練習していきましょう。
また、ニュースや新聞で気になる記事があったらノートに残しておくと良いです。
実際の出来事と一緒に考えると、しくみが理解しやすいですし、
後々面接で時事問題を聞かれたときに、とっさに役立つ可能性もあるのでぜひ行ってください。