2012年6月25日
『山形県 学習方法』 読解力と表現力を身につけるために(小学生)
意外と苦手な人が多い『国語』の勉強ですが、
最も多くご相談を頂くのは、『読解力を身につけたい』ということと
『表現力を身につけて作文をうまく書けるようにしたい』ということです。
オススメの対策方法として、『読書』があります。
読書をしたからといって、急に国語が得意になるわけではありませんが
小学生のうちから継続的、習慣的に読書をしてきた方は
中学生~高校生になったときに、自信を持って国語に取り組むことができ、
また数学の文章題や英語の長文読解などに対しても
それほど強い苦手意識を感じることが少ないように思われます。
小学校低学年~中学年で人気のジャンルは、『ファンタジー』や『冒険物』です。
創造力がかきたてられ、読書の楽しさを体感するには最適のジャンルかもしれません。
『ガリバー旅行記』、『トム・ソーヤーの冒険』など海外シリーズが有名です。
また、人気作である『ハリー・ポッターシリーズ』もオススメです。
また、小学校高学年になったら、日本の名作物にもチャレンジしてみましょう。
夏目漱石の『吾輩は猫である』や『坊ちゃん』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』などがオススメです。
おもしろいと思った本に出会うことができたら、読書感想文を書くようにしましょう。
読書を通じて知り得たことや感動したことを、自分自身の言葉で表現するということは
国語的読解力や表現力を大きく向上させます。
最初は、うまく書ける、書けないということをあまり気にせず、
思ったことを書いてみると良いでしょう。
そして家族や学校の先生などに見てもらって、感想を聞いたり、添削してもらったりしましょう。
この積み重ねが国語力をさらに向上させる要因となるはずです。