2013年5月22日
『山形県 今年の高校入試は選択肢問題に要注意』
高校入試問題には、さまざまな形式の設問があります。
例えば、一問一答問題、記号選択問題、説明問題などがあります。
他にも英語は英訳問題や和訳問題、数学では証明問題などがありますし
社会や理科でも、記述式の説明問題が毎年出題されています。
一般的に記号選択問題は、簡単に解けると思われがちです。
説明問題などとは異なり、適当に書いても正解することがあるので
そのようなイメージがついているのかもしれませんが、実は違います。
記号選択問題といえば、大学入試センター試験や英検などが有名ですが
適当に選択肢を選んでも合格できないのは当たり前ですし、
むしろ『部分点がない』ため、受験生間の得点差がつきやすい設問とも言えます。
つまり、記号選択問題だからこそ、正解に到達するためのプロセスが重要であり
その対策にはより多くの時間と労力がかかる、ということなのです。
定期テストや実力テスト、さらに模試などで、記号選択問題の復習をするときには
正解の選択肢だけではなく、他の選択肢がなぜダメなのか、というところまで
必ず復習して、覚えるようにしてください。
その繰り返しが確かな知識となり、入試本番で効果を発揮することになります。