教育プランナーブログ

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近年、商業や工業といった専門学科の倍率が高くなる傾向にありましたが、

今年度も同じような傾向が見られました。

普通科は例年より山形東高校の倍率が低く、山形西高校山形北高校、山形中央高校

集中したようです。

 

3/10(月)に行われた山形県公立高校入試の問題を分析しましたので、各教科見ていきましょう。

 

 

◎国語

 

文章問題は父との関係性や、幼児の話す言葉が題材とされ、家族や幼児との関わり方を考えさせる出題でした。

出題形式の変更点としては、例年、四【問二】は選択問題が出題されていましたが、今年度は選択問題がなくなり

漢文の読み方が出題されました。来年度以降も出題形式の変更に関して注意が必要なのではないでしょうか。

 

 

◎数学

 

今年度はヒストグラムに関する出題もあり、指導要領の改訂に伴い出題範囲が広くなった印象があります。

しかしながら、例年と同じような問題もありましたので、やはり事前に過去問を何度も解くことが重要

と言えるでしょう。

昨年度、理由説明の記述問題が出題されましたが、今年度も出題されました。

来年度以降も出題される可能性がありますので、答えを導き出すだけではなく、

その理由を記述する力も必要となるでしょう。

 

 

◎社会

 

資料を読み取る力、歴史的背景から考えをまとめ、表現する力が問われました。

例年通り、記述問題が中心となって構成されておりますので、来年度以降も幅広い知識と

それをまとめ、説明する力、表現する力が必要不可欠となるでしょう。

 

 

◎理科

 

出題傾向は変わらず、難易度もほぼ例年通りだったのではないでしょうか。

環境保全や山形県の地形の成り立ちに関する問題もあり、実生活との関連性をもった出題が見られました。

理科でも記述問題は多く出題されていますので、日頃から記述問題を重視して取り組むことが重要です。

 

 

◎英語

 

出題形式は例年と変わりはありませんでした。

対話問題では「蔵王の樹氷」について、長文問題では「山形弁」に関した問題が出題され、

身近な話題を取り上げることで、受験生の皆さんが興味を持って問題に臨めたのではないかと思います。

英作文問題では自分の事、自分の考えを相手に伝える力が試されました。

 

 

総評としましては、実生活や身近な話題との関連性についての考察力グラフや資料を正しく読み取る力

それを説明する力そして記述力が問われる出題傾向でした。

 

知識の詰め込みだけでは点数に結びつかない問題が多く見られましたので、

来年高校受験を迎える皆さんには、

 

・記述力の向上

・身近な出来事と結びつけて考察する力の習得

・ワークやプリント等の資料を正しく読みとる

・受験が近くなったら過去問を何度も解き、傾向をつかむ

 

ということを意識してこれからの1年間、受験に向けて取り組んでいただきたいと思います。

 

トライでは、「なぜそうなるのか」を生徒さん自身に説明させる【対話式授業】を行っております。

説明する力は、記述問題を解く力に直結します。

 

記述問題が苦手だという方、克服したい方は是非一度トライにご相談ください。

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