2019年5月20日
「今」始める内申点対策
山形県の皆さん、こんにちは。
中間テスト期間となりましたが、対策は順調でしょうか。
「中総体・高総体前で部活が忙しくて、勉強の時間が取れない・・・」
「まだ1学期だし、次から頑張ろう・・・」
そんな風にお考えの方はいませんか?
内申点アップのためには、「今」から定期テストで良い点数を取っていくことが大切です!
そこで今回は、「内申点対策」について詳しくお伝えします。
〈そもそも、内申点とは?〉
1人ひとりの成績や学校生活について書かれたものが「内申書」、
その中で「各教科の学習の記録」欄に書かれた成績が「内申点」です。
内申点は、学習成績や態度など様々な観点を担当の先生が評価し、決定されます。
具体的には「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」といった項目がA・B・Cの3段階で評価されます。
これは受験の際に高校に提出するものでもあり、見落としがちですが非常に重要なものなのです。
〈なぜ「今」対策するの?〉
現行の高校入試制度では、3年間の「学年評定」が高校に提出されます。
最も重要視されるのは3年生ですが、1・2年生のものも当然加味されますし、
他県や全国の動きから、今後3年間の点数すべてが評価対象となる可能性も充分にあります。
そのため、入試直前の内申点だけでなく、1年生の1学期からしっかりと対策をする必要があります。
入試直前になって「志望校のボーダーラインに内申点が届いていない」という事がないように、なるべく早いうちから対策を始めましょう。
〈内申点をアップさせる3つのポイント〉
ポイント①:定期テスト対策をしっかりしよう!
定期テストは学習した内容の理解度や到達度などを測るものなので、内申点にダイレクトに影響してきます。
定期テストで高得点を取ることで、内申点アップに繋がります。
毎日コツコツと勉強し、テスト前1~2週間は計画だてて復習しましょう。
ポイント②:積極的に授業に参加しよう!
授業に真面目に取り組むのはもちろんですが、発言したり質問したりするなど、積極的に参加することで学習意欲・態度の評価につながります。
実験や実技は頑張って取り組む姿勢が評価されます。
友達と協力したり、うまく行かないときは先生に聞いてみたりして、「しっかり取り組んでいる」ことをアピールしていきましょう。
ポイント③:提出物をきちんと出そう!
提出物(いつもの宿題、長期休暇の宿題など)は期限内にきちんと出しましょう。
また、ただやるだけではなく、丁寧に仕上げることが大切です。字はなるべく丁寧に書きましょう。
間違えたところは「答えだけ書いて終わり」にせず、解き方やどこで間違えたかなどをチェックして問題の横に書いておきましょう。
内申点はテストの点数とは違い、複数の観点で評価されます。
上記3つのポイントを押さえつつ、満遍なく評価を上げていくよう意識しましょう。
提出物も定期テスト対策も、計画的に進めましょう。