2020年1月11日
2020年 小学校での学習はどう変わる?
山形県の小学生のみなさん、こんにちは。
みなさん知っているように、2020年から小学校・中学校・高校での学習が大きく変わろうとしています。
そこで、変更点について改めてまとめさせていただきます。
以下の内容を正しく理解し、新学期・新学年の学習もがんばりましょう!
2020年 小学校教育の変更点〈まとめ〉
【外国語(英語)の教科化】
「外国語活動」の開始・・・小学3年生(現在は小学5年生)
「読むこと」「書くこと」の学習・・・小学5年生(現在は中学1年生)
但し、難しい文法等を学習するわけではありません。
簡単な表現を用いながら、自分の体験や考えを英語で伝える力を身につけることが小学校での英語活動の目標です。
【プログラミング教育の導入】
プログラミング言語や専門的な技能ではなく、「プログラミング的思考」を学びます。
具体的には、IT化が進む社会を生き抜くことが出来るよう、目の前の課題を発見し、解決策を思考し、それを実践する力が求められます。
注意点すべき点は、「プログラミング」という教科が新しく出来るわけではないということです。
算数の「図形」をパソコン上で描く、理科の「電気」分野の実験にプログラミングを活用するなど、今まで小学校で習っていた教科や単元の内容にプログラミングがミックスされるようなイメージを持っていただくと良いでしょう。
こうした学校教育の変化を前に、小学校においては「教科担任制」の導入も検討されています。
2020年は社会の変化に合わせて、学校や学習のシステムも内容も大きく変わる年と言えるでしょう。
これからの時代を生き抜いていくため、是非勉強面でもそれ以外の面でもたくさんのことに挑戦し、大きく成長する1年にしてください。