2011年2月14日
【宮城県 国公立大 医学部受験】 現役合格を勝ち取るために②
皆さん、勉強ははかどっていますか?
先週末は東北各地が大雪に見舞われましたが、お変わりないでしょうか。
今回は前回に引き続き、国公立大学の医学部受験特集です。
日々の学習をする上でのポイントを記載しようと思っていましたが
その前に現役合格のための戦略や受験情報を記載しますので、ご参考になさってください。
まずは志望校とする大学の試験科目と配点をチェックします。東北6県の国公立大医学部を例に挙げると
弘前大、秋田大、山形大、福島県立医科大はセンター重視型と言えます。これらの大学のセンターランクは
概ね85%前後となっていますが、2次試験における逆転の余地が小さいためセンター試験では90%程度の
得点率を目標にしたいところです。
東北大学は、東北6県の中では唯一2次重視型の医学部を有しています。
センターの900点が250点に圧縮され、2次配点は900点(面接の150点含む)と2次試験の出来が
合否を大きく左右するのですが、志願倍率が3倍を超えると第1段階選抜が実施されるため
センター点数下位の受験生は2次試験を受けることができません。
東北大学医学部は、センター試験、2次試験ともに高水準の成績が必要となる、全国屈指の志願先と言えます。
以上のことから、国公立大医学部への現役合格のためには、まずセンター対策を万全にする必要があると言えます。
目標は90%の得点率です。センター試験は基本~標準レベルの問題が多いとはいえ
試験範囲の広さや試験時間を考えると、5教科7科目900点満点で810点以上得点するのは至難の業です。
しかし、実際に得点する受験生も多く(国公立大医学部合格者の中で、ですが・・・)不可能な目標ではありません。
センター試験&2次試験の配点や科目を考慮し、自分の長所や特性に合わせた志望校選びをして
合格への第一歩を踏み出しましょう。
○センター試験科目
弘前大・秋田大・東北大・山形大・福島県立医科大
→英語、数学ⅠA・ⅡB、国語、地歴公民から1科目、物化生から2科目
※弘前大と福島県立医科大のみ、世界史A・日本史A・地理Aが選択可能
○2次試験科目(前期日程)
弘前大・東北大・福島県立医科大 → 英語、数学、理科(物化生から2科目)、面接
秋田大 → 英語、数学(数C除く)、面接
山形大 → 英語、数学、国語、理科(物化生から2科目)、面接