2011年5月14日
『山形県 自宅学習と習慣化』
連休も終わり1週間が経ちました。
新しい環境にもそろそろ慣れてきたころでしょうか。
落ち着いてきたこの時期は、学習習慣を身につけるチャンスです。
しかし学習習慣を身につけると言っても、なかなか思うようにいかないと感じる方が多いのではないでしょうか。
「今日こそは机に向かおう」と思っていても、
帰宅して着替えて一息つくと、だらだらして机にむかうことができない。
皆さん覚えがあるのではないでしょうか。
学習だけでなく、部活の練習や他のことでも同じですが、
一旦気持ちが切れてしまうと、物事が計画通り進まなくなります。
そこで、制服のまま机に向かう事をお勧めします。
着替えてからや、休憩してからだと、そこで気持ちが一度切れてしまうので、
学校から帰宅したら、そのまままっすぐ机に向かってみてください。
学校での勉強から自宅での学習へスムーズに移行できると思います。
自宅学習を習慣にすることは、非常に重要です。
簡単な勉強で構いませんので、必ず毎日取り組むようにしましょう。
例えば、英単語や基本的な計算の繰り返しでも構いません。
例:授業で重要と聞いた英単語やテスト範囲の単語を書き出す→書き出した単語の反復練習→教科書やノートの日本語を見ながら英語へ訳す、英語を日本語へ訳す単語テストをしてみる→丸つけをし間違えた単語を繰り返し練習する→再度単語テストをする→間違いが無くなるまで繰り返す
毎日繰り返すことで学習習慣が身についてきますし、
少しずつ学習時間も増えてくるはずです。
繰り返しの練習・復習に慣れ、学習習慣も付いてきたら、
少しステップアップしてみましょう。
なぜそうなるのかを常に意識し、理解や納得をすることを始めます。
今の時期のうちにしっかりと学習習慣をつけ、繰り返しの練習に慣れてしまえば、
学年が上がり単元が進んでも、苦手科目ができにくくなります。
特に英語や数学、そして国語は積み重ねが大事ですので、
後になってあわてないように確実に身につけていきましょう。
最期に各教科の学習ポイントを載せますので家庭学習の参考にしてください。
「英語」 教科書の最初のほうは簡単なので油断しがちです。ここで気を緩めると1年後に苦労することに。30分でも良いので毎日の練習を忘れずに。
「数学」 数学は自分で考える教科です。式を覚える前に一度自力で解いてみましょう。繰り返しの練習で計算力は上がります。
「理科」 なぜ?と疑問をもつことが最も大切です。身近な物事に置き換えて考えるのも良いでしょう。
「社会」 好きなところ、興味のある分野から覚えていくのが効率が良いです。そこから周辺知識を広げていきましょう。
「国語」 読む。書く。調べる。この3点が国語力を上げるポイント。国語力は他の教科の学力アップにもつながる基本教科です。
今後は中体連などの学校行事についての話題もこのブログで取り上げていきたいと思います。
楽しみにお待ください。