2011年7月20日
『山形県 夏の学習を効率よく行うためにも、しっかりと体調管理を』
今年は病院の小児科や皮膚科が大変混み合っているそうです。
連日の猛暑と切電の影響もあってか、年齢に関係なく「あせも」の症状を訴える方が増えているようです。
たかが「あせも」と油断していると、炎症を起こして悪化する恐れがありますので、早めのケアを心がけてください。
「あせも」は、多量の汗をかいた時に、汗管がつまってしまうことが原因で発症します。
最初は赤みもなく目立たないうえに、かゆみも無いため気づきにくいですが、
そのまま放っておくと炎症を起こし、汗疹性湿疹(かんしんせいしっしん)になってしまいます。
この状態が通常「あせも」がひどくなった状態といっているものです。
悪化してしまうと薬を使っての治療が必要となり、治癒まで時間がかかりますので、
暑い日などには十分気を付けるようにしましょう。
また、実際に「あせも」ができる前に、予防することが大事です。
汗をかいたら濡れタオルで拭うなど、そのままにしないようにしましょう。
「あせも」と同時に熱中症にも注意してください。
高温多湿の続くこの季節は、熱中症にも十分注意が必要です。
・足がつる ・顔が赤くなる ・だるさをうったえる ・体温が上がる ・体がふらつく ・気分が悪くなる
以上のような症状がでたら、涼しい場所に移動し、冷たい飲み物を摂った上で、
首や脇を冷たいタオルなどで冷やしてください。
この夏は例年よりも熱い夏になることが予想されています。
学習に集中する上でも、休み明けに周りに差を付けるためにも、
体調を万全な状態にして効率の良い学習を行えるようにしましょう。
苦手分野やつまづきやすい分野など、これ以上症状が悪化する前に、
まずは自分の状況を把握し、改善していきましょう。