2011年7月29日
『山形県 女子サッカーに学ぶ 積み重ねの努力の大切さ』
先日見事世界一に輝いた女子サッカー「なでしこジャパン」。
なでしこ達を率いた佐々木則夫監督は山形県尾花沢の出身ということもあり、
山形県の吉村知事は「全国に大きな勇気を与えた」と、スポーツ大賞を贈りました。
佐々木則夫氏は、山形県尾花沢市で生まれ、後に埼玉県川口市に転居。
中学のころは埼玉県の高校サッカーのスターであった西野朗氏(元オリンピック代表監督・現ガンバ大阪監督)に憧れるサッカー少年でした。
帝京高校に進学し3年次にはサッカー部主将としてインターハイ優勝、高校選手権ベスト4、日本高校選抜チームの主将を務めるなど、輝かしい功績を残しています。
その後、社会人リーグでプレーをし、全国社会人大会で優勝。
サッカー選手として順調に歩むなか、突如妻が脳炎を患い、看病のためサッカーから離れることになります。
1年後ピッチに復帰し、全国地域リーグ大会で優勝するなど、再び選手としての輝きを放ち、33歳で現役を引退します。
引退後は指導者の道を歩み始め、2006年から日本女子代表コーチ・U-20代表監督に就任し、翌2007年に日本女子代表監督となります。
そこから徐々に結果を残し始め、5年をかけてついに世界一に輝きました。
決して派手な選手人生ではなく、一旦は現場から離れながらも、決してあきらめる事なく、前を向いて歩き続け、少しずつ力を着けながら登りつめた世界一です。
今、思うような成果を上げられていなくても、諦めずに努力し続けることで結果は後からついてきます。
自分の目標に向けて、一つ一つ確実に積み重ねていきましょう。