2012年7月9日
『山形県 高校入試 国語シリーズ第1回 ~読解文~』
【昨年度入試 出題傾向】
例年通り、第1問で物語文、第2問で説明的文章が出題されました。
設問のうち、全体の約3分の1が説明的記述問題となっており
最も字数が多い設問は、80字以内で記述する問題でした。
問題レベルは基礎~標準レベルまでバランスよく出題されており、
難解でわかりにくい問題は少なかったように思われます。
【出題予想】
物語文と説明的文章が1題ずつ出題される傾向は
今後も引き継がれることが予想されます。
文章中の漢字の読みや登場人物の心情変化、また内容説明などは
毎年出題されているので、今後も出題の可能性が非常に高いと思われます。
【夏の攻略ポイント】
国語は勉強したからといって、すぐに大幅な成績アップが実現するものでもなく、
継続的な努力による積み重ねが必要不可欠となります。
物語文に関しては、登場人物の心情を表す部分に傍線を引き、
その変化の様子をまとめてみるという方法が有効です。
また説明的文章に関しては、段落ごとに要約文を作成してみましょう。
文章読解に加え、作文力も身に付く一石二鳥の勉強方法です。
初めから要約文を書くのが難しい場合もあると思いますが、
そのときは、その段落で最も重要だと思われる文章に傍線を引いてみましょう。
前述の通り、国語は成績アップまでに少し時間がかかる教科です。
だからこそ入試本番までに間に合うように、今の時期から対策を始めるようにしましょう。