2012年9月18日
『山形県 高校入試 社会シリーズ第3回 ~公民~』
【昨年度入試 出題傾向】
第5問が政治分野からの出題でした。
出題内容は衆議院と参議院、地方自治、裁判所などについてでした。
2009年に始まった『裁判員制度』について出題されるなど
幅広く出題されたのが特徴的でした。
また、第6問は国際分野と経済分野から出題されました。
国際的な経済問題や環境問題に加えて、
日本国内の人口問題や社会保障についての問題も出題され
現代社会の課題について、さまざまな問題が出題されました。
【出題予想】
例年通り、各分野各単元からバランス良く出題されると思います。
今後出題が予想される単元としては、日本国憲法、三権分立、選挙制度、
あるいは日本銀行の役割などが挙げられます。
【秋の攻略ポイント】
公民分野は歴史分野同様、語句や制度を覚えるだけではなく、
それがどのように他の知識と関連しているか、ということまで理解する必要があります。
つまり、一問一答形式の問題演習だけでは入試に太刀打ちすることはできず、
説明問題対策や、グラフや表の読み取り・分析の練習までしないといけません。
入試直前の時期は、歴史や地理の復習・問題演習をする必要があるので
公民分野については苦手をつくらず、学習したときにしっかりと理解するようにしてください。
今の時期であれば、授業内容もそこまで進んでいないと思いますので
公民が苦手な方は、冬の時期を迎える前に、しっかりと克服するようにしましょう。