2012年1月13日
【宮城県 高校受験】 出願のポイント
高校受験や大学受験において、『志望校を早めに選定する』ことはとても重要です。
志望校を確定することで、目的意識が高まるとともに、早めの対策が可能になるからです。
しかし、志望校と受験校(実際に出願する学校)が異なることもあります。
それは公立高校への進学や、大学への現役進学などの志向が高まっていることが
1つの要因となっていると考えられます。
特に高校受験に関しては、志望校より1~2ランク下の高校に下げて出願するケースも多く
『私立に行くよりは、ランクを下げてでも公立へ』という傾向が如実に見てとれます。
受験校合格ではなく、『志望校合格』を実現することができればベストなのですが
残念ながら、受験生全員がそうなることはありません。
受験生であっても夏~秋頃までであれば、入試当日までまだ時間があるので
現状学力ではなく、本当に進学したい高校を志望校に設定すれば良いのですが
この時期になると、いよいよ『受験校の選定』を進める必要があるのです。
受験生本人の気持ち、保護者の移行、学校の先生の判断など基準はさまざまです。
どこかのタイミングで、きちんと決断しなくてはなりませんが
大切なのは、たとえ志望校ではない高校を受験することになっても
腐らずに、しっかりと受験対策を継続していくことです。
高校受験は、『結果』である以上に、『人生における1つのプロセス』だと言えます。
つまり、『どの高校に入学するか』ということよりも、『高校で何をするか』ということの方が
重要度が高いということなのです。
しかしながら、中学3年生にとって、『どの高校に進学するか』ということは大きな意味を持ちます。
もちろん、志望校に合格したという成功体験が、今後の人生でプラスに作用することもあるでしょう。
志望校に最後までこだわるか、どこかで妥協点を作るのか。
このバランスは非常に難しく、繊細な問題です。
親子間でケンカになったり、受験校をなかなか決められなかったりするかもしれません。
そのようなときは、是非トライにご相談ください。
もちろん、入会の有無やその意志の有無に関わらず、アドバイスさせて頂きます。
お子さまの現状をヒアリングさせて頂き、各高校の入試情報や実績などをお伝えしながら
さまざまな観点からご相談にのらせて頂きます。