教育プランナーブログ

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1月7日(土)に仙台二華中仙台青陵中、そして古川黎明中の入試が行われました。

試験科目は、例年通り適性検査(総合問題)、作文面接でした。

名目上は、私立中入試のような学科試験を課さないということになっていますが

適性検査(総合問題)は、実質的に学力検査であると言えます。

  

特に仙台二華中は開校以来、高倍率が続いています。

今回の入試における競争倍率は7.65と、これまでよりも落ち着いた推移でしたが

全国的に見れば、非常に高い競争倍率であると言えます。

ちなみに仙台青陵中2.78倍古川黎明中3.10倍という競争倍率でした。

  

  

【公立中高一貫校 志願倍率推移】

学校名

2005年度

2006年度

2007年度

2008年度

2009年度

2010年度

2011年度

2012年度

古川黎明

5.58

3.86

3.69

2.99

3.16

3.43

2.85

3.10

仙台青陵

6.31

2.63

3.02

2.78

仙台二華

14.96

10.03

7.65

  

  

首都圏や関西地区では、中学受験はいわば当たり前のことであるとも聞きますが

宮城県における中学受験は、まだまだメジャーになりきっていないと言えます。

それは、これまで『中学受験合格→エスカレータで高校に進学』という進路をとるよりも

仙台二高仙台一高宮城一高をはじめとするナンバースクール

泉館山高宮城野高仙台向山高などの共学進学校などに進学するほうが

大学受験を有利に戦うことができる、という考えのほうが支配的であったからだと言えます。

  

 現在、宮城県公立高校は、石巻市立女子高校石巻市立女子商業高校を除いて

  すべて共学化されています。

  

  

しかし、古川黎明中・高の大学進学実績は確かに伸びていますし

今後、仙台青陵中仙台二華中大学進学実績によっては

中学受験がこれまで以上にメジャーになる可能性も決して否定できません。

  

現在は、公立中学校にも独自の行事や取り組みが多くなってきているようですが

中高一貫教育には、単に大学受験対策を効率良く進めることができるということ以外に

課外活動などが充実していることで、より豊かな人格形成を可能にするというメリットもあります。

  

どのような学校生活やカリキュラムがお子さまに合うのかということは

当然一人ひとりの性格や学力状況などによっても変わってきます。

1つ言えることは、選択肢の幅が広がれば、子どもたちの可能性も広がるということです。

  

私たちは、めまぐるしく変化する教育現場や学習状況にしっかりと対応し

お子さまと保護者の皆様を、精一杯サポートしていきたいと考えております。

ご質問、ご相談などがございましたら、是非お気軽にご連絡ください。

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