2011年4月14日
【宮城県 震災からの復興】 がんばれ、宮城!負けるな、東北!
このたびの「東北地方太平洋沖地震」により、犠牲になられた方々
ご家族やご友人を失った方々に対して深く哀悼の意を表しますとともに
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
4月7日。
余震もおさまり、ようやく平静を取り戻しつつあると感じ始めた矢先の震度6強の最大余震。
仙台市の中心部でさえまだライフラインが復旧できていないエリアがあり
鉄道の再開も見送られるなど不便な生活が続いています。
余震におびえ不安と緊張が高まり、イライラの募る日々ですが
このような時だからこそ、互いを思いやる気持ちが大切なのだと思います。
新聞やニュースを見ても暗い話題が多く、自粛ムードも長く続きそうです。
しかし、そんな沈んだ空気を払拭するかのような明るいニュースがありました。
仙台市の桜の名所である榴岡公園(宮城野区)と西公園(青葉区)の花見が
例年通り開催されるそうです。
節電のためにちょうちん飾りをやめ、夜6時以降は開催しないなど制限はありますが
地元住民や商店主からの強い要望と『復興のためには経済を動かさなければ』という
地元復興への思いから開催が決定したそうです。
被災地だからこそ出来ることや、被災地にいるからこそ分かることがあります。
少しずつではありますが、様々な人たちが前を向いて歩き出しています。
多くの中学校では入学式や始業式も行われ、来週には各高校も入学式、始業式を予定しています。
流通の乱れなどによりまだ届いていない新しい制服を楽しみにしているとの声も聞こえてきます。
ニュースで、『早く学校に行きたい』『勉強の遅れを取り戻したい』と話す生徒を見ました。
この大変な状況だからこそ、生徒一人ひとりの勉強に対する思いや、悩みに目を向けたいと思っています。
ひとりでも多くの生徒が、笑顔で毎日を過ごせるように、私たちも精一杯サポートしていきます。
トライを利用されていない方からのご相談や、受験情報のお問い合わせにも対応致しますので
何かお困りの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
また、各避難所や学校等の団体様からのご連絡やご相談もお受け致します。