教育プランナーブログ

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前回の記事に引き続き、中学校で新しく始まる教科である数学について

しっかりとスタートダッシュを決められるような準備方法をご紹介します。

  

中学1年生の数学で、1番初めに学習するのは『正負の数』です。

小学校の算数で扱った数といえば、ゼロ、自然数、分数、小数ですが

中学校の数学では、これらに負の数や無理数(中3で学習)などが加わります。

  

マイナス同士をかけ算すると答えがプラスになったり

2乗して2になる数は有理数(分数)では表すことができないなど

負の数や無理数は、概念的に捉えようとするとなかなか難しいものです。

  

数学だけにかかわらず、英語や国語、社会、理科についても言えることですが

語句や内容を表面的に学ぶだけではなく、その論理や理由までを理解するほうが

知識が定着しやすく、学習効率が大幅に向上するものです。

  

しかし、正負の数における計算(かけ算・わり算)については

『(正の数)×(負の数)=(負の数)』『(負の数)×(負の数)=(正の数)』

論理や詳細な理由をあまり考えずに、そのまま覚えることをお勧めします。

『(負の数)×(負の数)=(正の数)』の理由を中学1年生に説明しようとすると

うまい言葉が出てこないというのも、1つの理由なのですが

それ以上に論理や理由を知らなくても、すべての問題を解けるという理由からです。

  

小学校で学習した内容の総復習(特に計算分野)を春休み中に完成させ

英語と同様、最初の中間テストでしっかりと結果を出して自信をつけましょう

論理や理由を理解するのは、それからでも決して遅くないのです。

  

  

   

【補足】 『(負の数)×(負の数)=(正の数)』の説明例

100円使うことは、手元から100円がなくなることです → (-100)円

そして商品が5個足りないことは、(-5)個と表すことができます。

  

1000円持って買い物に出かけ、100円の商品を10個買おうとしています。

お店で先に1000円を渡し、商品との引き換えを待っていましたが

その商品にはお店に5個しかないとのこと。

もちろん、手元には500円が戻ってきます。

  

  

(-100)円 × (+5)個 = (-500)

手元には5個の商品があり500円がなくなります

  

それと同時に

(-100)円 × (-5)個 = (+500)

手元には5個の商品はなく500円は残ります

  

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