2012年9月7日
【宮城県 高校受験】 数学シリーズ第3回 ~方程式~
【昨年度入試 出題傾向】
第二問の小問集合で1次方程式の問題が出題されました。
文章題でしたが、基礎レベルの問題だったので解きやすかったと思います。
また、第五問の学校選択問題でも方程式の問題が出題されました。
A問題とB問題で、連立方程式の文章題が出題されました。
A問題は式を立てるまでの誘導があり、考えやすい問題でしたが
B問題はやや特徴のある問題で、少し考えにくかったかもしれません。
【出題予想】
学校選択問題がなくなるので、どのような大問構成になるかがポイントです。
小問集合で掲載問題が1問、他の大問で文章題が1~2問出題されると思われます。
関数や図形の問題と比べて、出題パターンがある程度限られているということもあり
難易度が大幅に難化するということなどはないと思われます。
【秋の攻略ポイント】
中学3年生は、9~10月の定期テストで2次方程式がテスト範囲に入ると思います。
まずは定期テスト対策をしっかりと行い、2次方程式を完成させましょう。
もし2次関数でつまずいているようであれば、展開や因数分解などの単元に戻って対策しましょう。
その後、1次方程式や連立方程式を使う文章題対策を行います。
割合や道のり・速さ・時間などの考え方が必要になる場合も多いので
それらが分からない場合は、思い切って小学校の内容まで戻って克服していきましょう。
『小学校の内容に戻るなんて・・・』と笑ってはいけません。
苦手の根源を見つけ、それを克服することこそが、成績アップの大きな原動力となるのです。