教育プランナーブログ

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今回の記事では、前回の理科に引き続き社会の受験対策について紹介したいと思います。

社会は大きく地理、歴史、公民と3分野で構成されていてそれぞれが独立した分野と思われがちなのですが、実はそれらを融合させた問題が高校入試では頻出となっています。

融合問題を解くために、まずはそれぞれの分野において対策すべきことがあります。



例えば地理分野を例に挙げてみます。

山や川、平野などの名称や各地域の産業(商業・工業・農業)を覚えるとともに、それらがどのように地域と関わっているか、あるいは現代日本社会においてどのような位置づけとなっているかをしっかりと理解しましょう。

歴史や公民でも言えることですが、高校入試では各大問の最後に必ず説明問題が出題されます。

丸暗記では対応できない問題のため、日頃から『なぜそうなのか?』という視点をもって学習すると良いと思います。



例)減反政策 ・・・ 1970年代から50年あまり続いた、米の生産量を調整する制作

Q なぜそのような政策を行ったのか

A 戦後、食生活が洋風化(麺・パンの主食化)したことにより米が余り出したため


Q その結果どのようになったか

A 水田だったところは休耕地になったり、※転作地(麦・大豆・飼料用米等)になったりした。

※国から補助金が支給された


Q 現在はどのようになっているか

A 2018年からは各都道府県が独自の生産目標を設定して市町村に配分している



さらに『米』『減反政策』というキーワードから、歴史分野や公民分野に派生して問題が出されることもあり、それらの知識は必ず覚えておかなくてはいけないことと言えます。



例① 米(稲)に関する重要知識(歴史編)

班田収授法

→6歳以上の男女に口分田を支給 → などの税を徴収


太閤検地

豊臣秀吉が実施した政策で、水田などの価値や面積を全国規模で調査し、基準や単位を統一することによって効率良く年貢を徴収


上米の制

徳川吉宗が行った享保の改革のうちの1つの施策で、参勤交代の負担を減らす代わりに各大名から一定割合のコメを幕府に献上させる制度



例② 減反政策や米に関する重要知識(公民編)

減反政策の効果

需要と供給とのバランスが改善されることによって、米の価格が安定化


新ブランド米(例:だて正夢)の流行

温暖化など現代の気候に合った品種や、害虫に強く農薬散布の手間が省ける品種を作ることによって、高齢化が進む農業従事者の負担を少なくするとともに、生産コストを下げて海外へ輸出する動き



『米』や『減反政策』というキーワードだけで、地理・歴史・公民の各分野で問題を作ることができ、それらを複合的に問うことによって融合問題まで作ることができます。

さらに用語を覚えるだけではなく、『なぜそうなのか?』という理由を説明させる問題も多いので、日頃から知識を関連付けて学習するのがベストです。

もちろん最初から1人でできる勉強方法ではありませんから、効率の良い学習や効果的な学習、そして関連付け学習はぜひ、家庭教師のトライにお任せください。



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