2011年12月11日
【宮城県 高校受験】 苦手教科克服<高校入試頻出単元・社会編>
前回の記事で記載した理科と同様、社会でも記述問題が非常に重要となります。
ここ数年における宮城県公立高校入試では、やや難しい記述問題が出題されており
上位校を目指す受験生は、細かいところまでしっかり対策しておく必要があります。
【平成23年度入試 第二問 問5(2)】
尊王攘夷運動に影響を与えた国学とはどのような学問か、述べなさい。
※資料を参考にして答える形式
【平成22年度入試 第三問 問2(3)】
消費者が消費社会の主権者であるためには、行政が消費者を保護するだけではなく
わたしたち消費者にどのような行動が求められるか、具体的に述べなさい。
※資料を参考にして答える形式
【平成21年度入試 第五問 問5】
地球温暖化がエネルギーや資源の消費と深く関係していることをふまえて
あなたが考える地球温暖化の防止対策を具体的に1つ書き、その対策を考えた理由を
エネルギーや資源の消費との関係にふれながら簡潔に述べなさい。
資料を見て答える問題が多いとはいえ、基礎的な知識は必要ですし
資料を正確に分析して読み取る力や、字数制限内で文章をまとめる力も必要です。
そして、これらの能力を養成するためには、日々の学習の進め方にポイントがあります。
【記述問題攻略のための学習ポイント】
① 習った内容を、自分の言葉で説明してみる
→ トライでは、『ダイアログ学習法』と呼んでいます。
説明する相手がいればベストですが、いなければ1人で行っても良いです。
教科書のような固い文章ではなく、『自分の言葉』で覚えるのが効果的なのです。
② 細かい語句の前に、全体像を把握する
→ 特に歴史については、時代の流れを把握してから、細かい用語のチェックをします。
1つ1つの用語については、その意味も理解するようにします。
覚えにくいものについては、専用のノートなどを作成し、まとめると良いでしょう。
③ 制限字数内で書く練習をすること
→ 字数制限や解答欄に合わせて文章を書く練習は必須です。
国語をはじめ、すべての教科の得点アップにつながりますので、積極的に行いましょう。