教育プランナーブログ

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前々回の記事では、昨年度入試の平均点をお伝えしましたが

結果は軒並み点数が下がっていました。

平均点が下がった翌年の入試では、問題は易化すると言われています。

過去の平均点推移をみると、必ずしもそんなことはないのですが

高校受験、大学受験を全体的に見ると、そのような傾向も確かにあるようです。

  

予想とまではいきませんが、今年度入試はやはり易化しそうです。

それは、学習指導要領の改訂によって学習単元が増えたことで

『狭く深く』→『広く浅く』という出題構成になると考えられるからです。

  

また、平均点が低いからといって一概に問題が難化したとも言えないのも現状です

つまり、受験生全体のレベルが低下しているという可能性もあります。

実際、昨年度入試の後期選抜では、数学こそやや難しかったものの

それ以外の教科については、設問の目立った難化はなかった気がします。

  

  

入試本番における成績開示が始まって以来、調査を続けていますが

県内トップクラスの高校に350点前後で合格しているケースもあります。

合否には調査書点や特別活動なども含まれるので一概には言えませんが

基礎~標準レベルの問題だけを完璧に解くことで

ナンバースクールをはじめとする難関高校に合格できるのです。

  

『勉強には基礎が大切』とはよく言いますが、まさにその通りです。

実は易しい基礎問題でも、難しい応用問題でも、配点はあまり変わりません。

もちろん数学の証明問題や、理科・社会の説明問題はやや配点が高いものの

入試問題の約7割を構成する基礎~標準レベルの問題を完璧に解けば

それだけで350点前後の得点を取ることができます。

  

  

『点数を上げる=難しい問題を解く』という考え方ではなく

『点数を上げる=基礎~標準レベルの問題を解く力をつける』と考えましょう。

そして基礎学力がしっかり固まったら、少しずつ応用問題にチャレンジしましょう。

  

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