2014年9月20日
【宮城県 高校受験】 高校入試の傾向と対策 ~英語編~
宮城県公立高校入試後期選抜の英語は、例年4題構成となっています。
第一問がリスニング問題、第二問から第四問が長文読解問題です。
長文読解問題は会話文と物語文がそれぞれ出題されることがほとんどで
その中で文法を問う問題や内容説明の問題、そして英作文などが出題されます。
独立した文法問題は出題されず、そこが私立高校入試とは異なります。
難易度や出題形式がが変化することはあまりないため
過去問演習と復習、解き直しが有効な受験対策になると考えられます。
現状では習っていない単元があると思うのですべて解くのは難しいかもしれませんが
問題に慣れるという意味では、早めに過去問演習に入っても良いかもしれません。
頻出単元として挙げられるのは、『現在完了形』や『受け身形』など
動詞の過去分詞形を用いる文法です。
ともに中学3年生になってから本格的に学習する単元なので
今からしっかり復習すれば、ほかの単元に比べて定着するのは早いはずです。
入試には直接出題されませんが、まずは文法的に理解することがオススメです。
穴埋め問題や択一問題など学校のワークで出題されるようなものからで大丈夫です。
だんだん理解できるようになってきたら長文読解や英作文対策に入りましょう。
英語は積み重ねの要素が強いと言われ、一朝一夕で苦手克服はできませんが
それでも毎日コツコツ取り組むことで、必ず改善の兆しは見えてきます。
高校受験だけではなく、大学受験や専門学校受験、就職試験にまで関わるのが英語です。
今のうちにしっかりと対策して、少しでも得意科目にできるようにしましょう。