2014年9月24日
【宮城県 高校受験】 高校入試の傾向と対策 ~数学編~
前回の記事に引き続き、宮城県公立高校入試について紹介します。
今回は数学の傾向と対策について記載したいと思います。
これまでの出題傾向をまとめると、第一問と第二問は小問集合となっています。
正負の数の計算、文字式の計算、方程式、比例・反比例、立体図形の体積など
さまざまな単元を横断して出題されています。
また、確率や資料の活用も必ず出題される重要単元と言えます。
特に『資料の活用』については、学習指導要領改訂後に必出になり
まだ出題されていない問題パターンがあるため、その対策は必須です。
数学が得意であれば、関数や図形の応用問題を解く勉強をするのも手ですが
そうでない方にとって、難問ばかりを対策するのは得策とは言えません。
おすすめは、第一問と第二問の小問集合を完璧に解く練習をすることです。
第一問と第二問を完璧に解くだけで、得点は40点前後に達します。
その上で、それ以降の問題の(1)の問題を解くだけで、50点以上取れます。
現在、実力テストや模試で50点に満たないという人は、このような戦略がオススメです。
数学は人によって得意・不得意がかなり分かれるので、得点差が開きます。
しかし、平均点がほかの教科に比べて低く出るというのもまた事実です。
つまり、難しい問題を解かなくても、基礎~標準レベルの問題を解くことによって
平均点以上の点数が取ることができ、得点差を埋めることができるのです。
数学が嫌いな受験生というのは意外に多いと思いますが
少し視点を変えて受験勉強に取り組むだけで、事態が好転することもあります。
『自分は数学ができない』と悲観するのではなく、積極的に対策してみましょう。