2012年3月21日
【宮城県 学習方法】 受験を終えた皆さんへ
受験生の皆さん、受験勉強お疲れ様でした。
見事志望校合格を達成した方は、最高の春休みをお過ごしのことでしょう。
また第一志望ではないものの、進学先を確定できた方にとっては
受験勉強が一段落したという意味で、良い春休みを迎えられているのではないでしょうか。
そして、特に大学受験生の中で浪人を決意された方々にとっては
すでに来年度受験に向けてスタートを切っていることと思います。
今年度よりも、さらに辛く厳しい1年になることと思いますが
1年後、晴れて目標達成をした瞬間には、それらすべてが歓喜に変わるはずです。
今年度の失敗を活かし、是非とも来年度の飛躍につなげてほしいと思います。
さて、見事合格を決め、進学先を決めた皆さんはどのような春休みをお過ごしですか。
受験合格という大きな目標がなくなり、無気力な毎日を過ごしてはいませんか。
これは一般的に『燃え尽き症候群』というふうに呼ばれていますが
4月以降にとても深刻なダメージが出るという点で、絶対に克服すべき症状と言えます。
【燃え尽き症候群を防ぐための対策】
① 新たな目標を設定する
→ 大目標を立てることも重要ですが、中目標、小目標など具体的な目標設定をすると良いでしょう。
小目標は複数あっても良いのですが、『頑張れば達成できる範囲』で設定します。
○ 新高校1年生の例
大目標 ・・・ 東北大学に現役合格する
中目標 ・・・ 1年を通して、定期テストで学年20位以内をキープする
小目標 ・・・ 春休み明けの実力テストで平均80点を取る
<この対策を怠ってしまうと・・・>
勉強や部活、その他活動を中途半端にこなすことにつながっていきます。
その結果、高校生活が充実したものにならず、成績の低迷や生活の乱れを引き起こします。
そして不登校や、中途退学へとつながってしまう可能性もあるのです。
② 受験に合格した成功イメージを振り返る
→ 合格の要因は何だったのかということを思い返し、そしてそれを分析することで
今後についても前向きに、良いイメージを持って努力を続けることができるようになります。
<この対策を怠ってしまうと・・・>
自分自身に合う勉強のやり方や、これまで培ってきた成功イメージを忘れてしまい
また1から積み上げていく必要が出てきます。
『中学の頃は優秀だったのに、高校生になったら成績が急降下してしまった』というケースは
毎年非常に多くなっているので、注意に注意を重ねるようにしてください。