2018年11月15日
丁寧にノートを取るこれだけのメリット
11月に入りました。日によって暖かかったり寒かったり安定しませんが、
この時期の身体の冷えは体調を乱しやすい面があります。
特に外気の乾燥によって喉がダメージを受けがちです。
湿度の管理も大事ですがまず手洗いとうがいをきちんと行うようにしましょう。
期末テストが少しずつ近づいてきている時期になるのですが、
案外触れられにくい「文字の書き方」について触れたいと思います。
文字の書き方、といっても実はすごく大事なポイントがあります。
通常皆さんは黒板を見たり、頭の中で考えたりしながら、ノートやテストの答案を書いているはずです。
その際の行動心理に「書いているスピードに合わせて思考がはたらく」というものがあります。
すなわち、急いでノートを書いた場合は急いで覚えてしまう事になります。
ここが実は大きなポイントです。
科目のポイントや暗記や理解が難しい項目については
上記の「急いで書く」方法だと、理解が追いつかなくなってしまいます。
ではどうすればいいのでしょうか??
ハッキリ言えるのは、
「重要な項目や確実に理解をしておかねばならないところは丁寧に書く」事が重要だということです。
この10年の期間でじっくりと大学入試センター試験をはじめ、各大学や高校・中学入試に至るまで
単純暗記項目での問題中心から高い理解度を求める問題にシフトチェンジしてきています。
受験生側である皆さんの対策も徐々に変化していかねばなりません。
「そうは言っても授業内でのノートが多すぎて急いで書かないと間に合わない」という人もいると思います。
そんな時は一旦は授業ノートを取り、帰宅後に丁寧に清書することをおすすめします。
一度は書いたノートなので清書は思った程時間はかかりません。
また雑学になりますが、この「下書き→清書で暗記する」という技法は、
私たち日本人がお経などを覚える為に使っていた暗記法でもあります。
文字の書き方は意識してすぐ改善できるものではなく、むしろ普段の習慣に近いものです。
一般の塾などでは対策できない分野とも言えます。トライで家庭教師の先生と学習している皆さんについては
ノートの丁寧さや理解度チェックなどを積極的に見てもらいましょう。