2014年1月31日
徳島県 ケアレスミス対策
皆さんこんにちは。
プレッシャーのかかったテストほど、自分の実力を発揮しづらいものです。
今回はテストでケアレスミスをしないためにテスト時や普段から練習しておくべきことのお話しです。
ケアレスミスというのは注意力の部分での問題で、
「自分がミスしたことに気付かない」のと「ミスしたことを発見できない」という2つを指します。
この能力を「メタ認知」能力といい、特に小学校5年生前後から発達する能力と言われています。
これを改善するためには以下の3つの訓練を行う必要があります。
①問題文を「音読」しながら解く
②時間無制限で絶対にミスしないことだけを目的とした、
比較的易しい問題を解く
③時間制限を比較的、早めに設けてミスなく解く
まずは①では普段から問題を音読することによって問題文を読むときの注意力を飛躍的にアップさせます。
その後、暗唱に移行しても同じだけの注意力を保てるようにします。
次に、②ではテストになると「ミスしたくない」という気持ちが強すぎ、
平常心で臨めない生徒さんに有効です。
絶対にケアレスミスしないという状況に置き、
いつも以上に注意力を働かせる必要があります。
これを繰り返せば自然に、注意しながら解くことが当たり前になっていきます。
②ができるようになったら最後に③移ります。
③では時間内に間に合わせることを考えなければなりません。
「時間」と「ミスがないように」することのバランスを取るのはそう簡単ではありません。
ですので②から自分自身がミスするクセが分かり、その対策がある程度できた状態でなければ
③をやっても意味がありません。
このようにケアレスミスをなくすことは一朝一夕にはいきません。
テストの振り返りや追体験を繰り返し、徐々に改善されていくものです。
自分の実力を遺憾なく発揮できるよう、今から注意力を上げる訓練をしましょう!