2019年11月
2019年11月30日
2020年 教育改革とは
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です
本日のテーマは「2020年 教育改革とは?」です!
教育改革というワードは最近ニュースでも良く聞くようになりましたよね。
「英語が小学校から始まるんでしょ・・・・」
「でも今までも小学校で英語ってあったよね」
「プログラミングと情報の授業って違うの?」
などなど意外と知ってるようで知らないことだらけだと思いますので、気になった方は読んでいってください。
※今回は英語についてのみです
◆今までの日本の「英語」
≪世界ワースト1位レベルの英語教育≫
そうです。
日本の英語は世界基準で考えると非常にレベルが低いです。
特にスピーキングでは2017年のTOEFLで全世界・・・最下位!!
今までの日本の英語教育とは「単語・文法」だけだったのです。
リスニングやスピーキングの学習は後回しにしていたため海外に旅行に行っても、
「英語は読める! けど話せないし聞き取れない・・・」
このように
英語になるとコミュニケーション能力が弱い日本人になってしまっていたのです。
学校のテストを思い出してください
・リスニングの配点は低い
・スピーキングのテストなんてない
・試験は単語テスト・文法テスト
今まで「暗記」だけで評価されていたわけですから「話せない」「聞けない」は当たり前なのです。
◆これからの日本の「英語」
≪求められる力が変わります≫
新しい教育方針では「4技能をバランスよく学習できるように」なっています
4技能とは、
・読む
・聴く
・書く
・話す
の4つの技能をさします。
≪学習スピードが変わります≫
今までの「英語」は中学校からスタートするのが当たり前でしたが、これからは小学校から始まります。
つまり「学習のスピード」も変化します。
・小学校卒業 英検4級~3級
・中学校卒業 英検準2級~2級
・高校卒業 英検2級~準1級
上記のように、学習の到達レベルが1段階ずつ上がっています。
学習の時間は今までよりも増えましたが、それ以上に高度なレベルが求められます。
この授業に最後までついていける子は何人いるのでしょうか・・・
≪授業方法も変わります≫
なんと中学校から原則英語の授業は、「すべて英語で行われます」
今まで高校で学習していた内容はもちろん、「中学校の間にすべて行います」
さらに高校入試でも「英作文」「リスニング」の配点が高まっています。
数年後には高校入試は「今のセンター試験レベル」になるのでしょう・・・恐ろしい
さまざま変更点を紹介しましたが、「外部試験使用に延期」などいきなり雲行きが怪しい感じです。
この先どのようになるかはわかりませんが、情報には目を光らせておきましょう。
2019年11月20日
大学受験対策【小論文編】
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です
本日は【大学受験 小論文対策】についてです
高校3年生は今回で最後のセンター試験に向けて日々奮闘中かと思います
センターの傾向・対策については過去に何度もお話していますので今回は割愛致します
また、長い間続いてきたテストですので調べれば大体出てきます
そんな中今回は「小論文」です
意外と小論文に関しては、
「対策方法ってあるの?」
「作文と同じでしょ」
という声が非常に多いです。
小論文を使用する子、しない子と別れるかとは思いますが、気になる方のみご覧ください。
◆小論文とは
⦅小論文と作文は違います⦆
大学入試に多く課される小論文ですが、まずその小論文とは何かを理解しましょう
「小論文とは自分の意見を述べ、論拠を説明し相手を説得する文章のこと」です
つまり、論理性や説得力の高さにポイントが置かれます
よく似た作文はどうでしょう
「作文とはある出来事・経験に対して、自らの心境や感想を述べた文章のこと」です
つまり、文章の流れ・感性の豊かさ・表現のうまさにポイントが置かれます
◆小論文の種類
⦅種類や学部によって求められる力・対策が変わります⦆
□テーマ・一行型
与えられた設問文を読んで、問われていることについて述べるもの
□課題文型(頻出)
与えられた日本語の文章を読んで、設問で問われていることについて述べるもの
□資料型
与えられた資料(文章・図表・グラフなど)を読み取り、設問で問われていることについて述べるもの
□英文型
与えられた英語の文章を読んで、設問で問われていることについて述べるもの
各大学によって課される小論文の種類は様々ですが、一般的には「課題文型」の小論文が頻出問題となります。
例外として、芸術大学等で行われる「作品鑑賞型」等もありますが非常に特殊なため割愛します。
◆小論文の書き方
⦅流れを知ってしまえば大したことないです⦆
①テーマを決める
与えられた課題の中のどういう問題に絞って書くかを考え、それに基づいて自分なりのテーマを決める
②テーマにあった素材を決める
自分が最も伝えたいことを表現するために、どういう素材を使用するかを決める
③最も伝えたいことを一つの文にまとめる
自分が最も伝えたいことを一つの文にまとめてみると、自分の本当に書きたいことが焦点化される
④全体の構成を考え、構想メモを取る
当たり前ですがここまでの説明は文章を書く前の話です。すべての流れが決定して初めて書き始めます
上記の書き方は非常に簡易的なものですが他にも「三段論法」というものがあります。
【大前提】:すべての人間は死すべきものである
【小前提】:ソクラテスは人間である
→【結論】:ゆえにソクラテスは死すべきのもである
上記のような三段論法を使用すれば誰でも簡単に論理的に相手を説得させることができます。
が・・・
この三段論法に依存しすぎると大きな落とし穴が待ってます
「これを使えば論理的な小論文がかける!」
「かんたん!」
と考えるでしょうが
三段論法を使用するにあたっての注意を例を用いて説明しておきます
【大前提】:寝ている間は誰もがカロリーを消費している
【小前提】:私は睡眠時間が非常に多い
→【結論】:私は太らない
上の話に説得される人がいるでしょうか・・・
つまり、大前提・小前提・結論を適当に決めてしまっては全く説得力のない文章になってしまうということです
また最初の前提がそもそも違う場合も説得はなくなります
三段論法を使用する際はよく注意して使用してみてくださいね
ちなみにトライの「小論文対策コース」という小論添削をしてくれるコースもあります!
試験2か月前までが申し込みの期限となりますので申し込み期間には注意してくださいね
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です
本日のテーマは【中学受験対策 面接編】です
高校受験の時や大学受験の時には学校の先生が面接練習をしてくれましたよね
思春期真っただ中で行った面接練習は保護者様の記憶にも新しいのでは無いでしょうか
ただ中学受験を検討する際、ほとんどの小学校では学校内での対策は行われません
近年、試験結果だけでなく面接も重要視されてきいる中ですから面接練習は必須です
そんな不安を抱えたご家庭様向けの内容となっております
◆心構え
⦅緊張さえも味方につけれるよう練習を行いましょう⦆
面接というものは、どうしても緊張してしまうものです
普段のように振る舞うために一番重要なのは、慣れと経験です。
面接の練習をキッチリとしておくと、本番での緊張も和らぎ、ミスもしなくなります。
ちなみに高校入試では基本的に面接で不合格になることはほとんどありません。
が、中学受験は別です!
「テストはよかったのに・・・」
「テストはダメだったけど受かった!」
という声を毎年数件耳にします
面接もテストと同じように力を入れて行うのが得策でしょう
◆態度
⦅見られているのは質問への解答だけではありません⦆
中学受験の面接では、質問への解答よりも態度を見ていることが多いです。
「どのような答え方を行ったのか」
「話を聞く態度は」
「目線は」
と質問の内容以上にその他の面もよく見られています。
もちろん質問の回答に答えられなかったりすると減点対象になります
少し大きめな声で、ハキハキとテンポ良く、聞き取りやすい口調がベストになります。
面接官の目を見て、動揺しないように話しましょう。
◆主な質問内容
⦅永久保存版です 少なくともここに記載のある質問には答えれるように⦆
□志望動機
□通学ルート
□得意な教科・不得意な教科
□最近読んだ本
□学力試験の感想 □家族のこと
□小学校時代の思い出
□小学校での欠席・遅刻
□趣味 □自分の長所・短所
□将来の夢
□入学してやりたいこと
□友人関係
□入学したら入りたいクラブ
上記の質問内容は準備必須ですが、特に解答が難しいのが
「不得意な教科」「自分の短所」だと思います
自分をアピールする場でわざわざネガティブキャンペーンをする人はいないでしょう
が、
緊張した小学生は何を話すかわかりません。
過去面接練習をしたこの中には緊張をしてしまい、「〇〇君の短所はありますか?」という質問に
「イライラしてしまうと友達やお母さんを叩いてしまいます」
「勉強が嫌で部屋で隠れてゲームをしたりします」
といった圧倒的NGな返事をしてしまう子が結構いました
社会人であればその後のフォロー等は簡単ですが、小学生は臨機応変に対応はできません
しっかり練習を行った後、落ち着いて答えれるようになりましょう。
◆最後に
⦅落としてやろう!なんて考えている面接官はいません⦆
質問をしてくる面接官は
「いっぱい質問して困らせてやろう」
「答えれなかったら即不合格だ」
こんな方はいません。
担当している子のことがもっと知りたいため質問をしているのです
時には想定外の質問もあるかもしれませんがそれだけ気になっているという証拠です
たくさん質問の準備をする子はいいことですが「嘘」だけはやめましょう
面接官もたくさんの場をこなしていますので小6の嘘なんてすぐにばれます
その子も持っている本当の力で勝負してあげて下さい!