2019年9月13日
徳島県 高校入試情報
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です。
今回は「徳島の高校入試制度」に関してです!
どうして今頃と思われる方もいると思いますが、
意外とこの時期でも入試制度について知らないご家庭が多いのです。
高校受験は主に一般選抜・特色選抜・連携型選抜に区分されます。
一般選抜とは、いわゆる一般入試で、3月上旬にあります。
1度目の願書提出の後、各高校の入試倍率が発表され、1回だけ志願先の変更が行われます。
この時に徹底した人数調整が行われるので、多くの高校の入試倍率は倍率1.0倍±0.1以内となります。
出願先を決める際は、それまでに受けてきた基礎学力テストの結果を基準とするのが一般的です。
また、学区制のため、学区外受験の枠が少ないため、普通に合格する以上の点数が必要と言われています。
試験では各5教科が100点ずつ計500点と、内申点(評定点)として、今までの学校での評価が加味されます。
内申点は主要5教科(5段階)+実技4教科(5段階)×2=65
中1:65点+中2:65点+中3:65点=195満点
でカウントされるため、一気に挽回するのが難しいです。一つひとつ丁寧に評価点を積み重ねていきましょう。
また、二次募集は一般入試で定員が割れた学校のみ募集が行われます。
そのため年によって募集のある学校が異なり、一般入試で不合格になった場合のみ受験可能なので、
最後のチャンスとして受ける場合は受けましょう。
徳島県の一般選抜は徹底した人数調整が行われるため、入試前に9割方決まっているといっても過言ではありません。
多くの学校では基礎学力テストの結果を元に進路相談が行われる事が多いためそこでどれだけ取れるかが勝負となります。
ここでしっかりと取れるようにしましょう。
また、中3の受験生は、学校の定期テスト等で決まってくる評定点で上げられる量が多くないので、
本番を意識して準備し逆転を目指しましょう。
徳島県では一般入試の前、2月上旬の同日に特色選抜と連携型選抜が行われるため、
両方を受けることはできず、基本片方のみをを受験します。
入試が45分の2つの検査で、5教科を各40点、計200点満点となりますが、
入試前の調査書や志望動機書なども影響するため、””入試だけ””での合格は難しいです。
また、どちらも合格後は受験した学校に合格した時点で、他の入試を受けることができなくなるため、
しっかりと考えた上で出願しましょう。
特色選抜:いわゆる推薦入試です。学校の指定競技に基づくものと指定外競技に基づくものがあります。テストは学科試験と実技試験があります。また、志願者数によっては一定の範囲内で募集定員を引き上げたり、引き下げることもあります。学校によって指定している競技が異なり、入学後部活動を継続することが前提となります。また、直接高校側や中学校を経由して「声がかかっている」ことが合格の条件として大きいと言われています。
連携型選抜:長期的に継続した教育を行うために、中学校と高校がカリキュラムなどを連携している学校間での受験です。徳島では鷲敷中、相生中、木頭中は那賀高、市場中、阿波中は阿波西高への連携型選抜を志願することができます。