2023年8月19日
令和5年度 全国学力調査結果(小6・中3対象)
毎年4月に実施される、全国の小6、中3対象の『全国学力・学習状況調査』の結果が、発表されました。
小学校 | 中学校 | |||||
国語 | 算数 | 国語 | 数学 | 英語 | 英語 「話すこと」 | |
令和5年度 | 9.4/14問(67.4%) | 10.0/16問(62.7%) | 10.5/15問(70.1%) | 7.7/15問(51.4%) | 7.8/17問(46.1%) | 0.6/5問(12.4%) |
【参考】 令和4年度 | 9.2/14問(65.8%) | 10.1/16問(63.3%) | 9.7/14問(69.3%) | 7.3/14問(52.0%) | 11.9/21問(56.5%) | 1.5/5問(30.8%) |
注目トピック
★ 英語スピーキングの正答率が12.4%
『環境問題についてのプレゼンテーションを聞き、話し手の意見に対する自分の考えとその理由を話す』設問は正答率が4.2%(無解答率18.8%)と低く、自分の考えやその理由を聞き手に話して伝えることに課題がみられました。
★ 小学6年生の面積の問題で正答率が21.1%
面積の公式は使えても、「高さがわからないから面積がわからない」と考えてしまった小6が多く、「公式を暗記する」のではなく、「公式の意味を理解できているか」が如実に問われている問題と言えます。
今年の算数・数学の中で、正答率の低い問題は、以下のような問題です。
近年の学力調査は、「思考力を要する問題」が増えており、難易度が上がっているといえます。
問題を解くだけではなく、「なぜそうなるか?」を説明する力も必要になります。
共通テストで求められる力が、全国学力調査や学校の定期テストでも同じように問われるようになっており、早期に対策をして身につけることが必須です。
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