2011年9月17日
和歌山県高校入試 理科②化学の傾向と対策
続いて本日は、「化学」の分野について見ていきましょう!
和歌山県高校入試の化学の問題と言えば、実験の内容を用いた問題が基本となってきます。
近年は、実験の授業が減っていると言われておりますが、入試問題では当たり前のように出題されます。
共通の試験になった今でも必ず大問4で出てきます。
さらに、先日の「物理」の分野と大きく違うのが、化学式と計算力が必要となるところです。
和歌山県の場合は特に、この実験ではこの化学式というように関連付けを行うことで攻略することができます。
また、実験結果が表となって数字が表されます。
数字が出てくれば計算が必要な内容であるという心構えをもって問題に臨みましょう。
強いて言うならば、電気分解や水上置換の実験の問題は要注意です。よく出題されます。
出題者からすれば、化学の問題は実験ベースに作られるため、
中学で習う内容から判断するとさほど多くないというのが実情です。
故に、昨日の物理の分野に比べれば、化学の分野の問題は傾向に偏りが生じることが多いです。
次回は、「高校入試 理科③生物分野」についてです。