2011年10月17日
和歌山県 中学受験の動向・形式・流れ
本日は私立中学校の入試分析についてお話します。
①智辯学園和歌山、②近畿大学附属和歌山の2校を取り上げます。
①智辯学園和歌山
合格最低点(平成22年度実績):【前期】283/400 正答率70.75% 【後期】280/400 正答率70.0%
教科:3科目(国語150点・算数150点・理科100点)
≪平成22年度と平成21年度から見る今年の傾向予想≫
入試科目や配点・時間に変わりはありませんが、平成22年度の合格最低点は平成21年度に比べると前期は20点、後期は39点アップしています。入試問題は難易度として決してやさしい問題ではないにもかかわらずアップしています。応用力も兼ね備えた訓練を行い、高いレベルでの競争が今年も予想されます。
②近畿大学附属和歌山
合格最低点(平成22年度実績):【数理】337/500 正答率67.4% 【学際】253/500 正答率50.6%
教科:3科目(国語200点・算数200点・理科100点)
≪平成22年度と平成21年度から見る今年の傾向予想≫
入試科目や配点・時間に変わりはありません。平成22年度の合格最低点は平成21年度に比べると数理は7点、学際は42点低くなっています。智辯学園和歌山同様、日頃から応用力養成の訓練は必要です。過去3年間の分析より、数理は346/500点、学際は286/500点必要と考えておくと良いと思います。
受験を戦う上で無策では勝てません。戦略の1つとして頭に入れていおいて頂けたらと思います。