2012年7月20日
和歌山県 読書感想文 書き方のポイント
和歌山県の皆さん、こんにちは!
今年も暑い夏がやってきました!
受験生にとっては、天王山。
しかし、今回のテーマは『読書感想文』です。
「読書感想文って何を書いたらいいんだろう」と夏休みの最初に思って、
結局書くのは夏休みの最終日だったりしませんか?
ぎりぎりに追い込まれて書くことになるので、パラパラと読んで、
適当に書いてしまうことも多いのではないかと思います。
さて、和歌山県では、青少年読書感想文コンクールが主流になります。
読書感想文は大きく分けて、自由読書か課題読書かの違いがありますが、
自由読書は自分で好きな書籍を選べること、
課題読書は学年ごとに指定された図書があり、選ぶ時間を労しないのが利点です。
どの本を選んだらいいの?と迷ってしまうかもしれませんが、
本選びで悩む必要はありません。
どんな本を選んでも、自分がその本を通して何を思い、どのような気持ちになったのか、
自分の体験と照らし合わせて読むと、感想文を書きやすいでしょう。
普段から読書が好きな子は、新しく読んだ本でもいいですし、
今まで読んだ本の中で、自分の体験や感覚とリアルにシンクロする内容があれば
それを題材に書きあげるのも良いでしょう。
内容を抜き出して、「この部分がとても印象に残りました」という作文では
内容の薄い文章になってしまいがちです。
その本を通して自分自身のことを描くイメージで文章を構成すると、
見違えるほど素敵な作文に仕上がるはずです。
これは、読書感想文だけのテクニックではありません。
文章を通して自分を表現する力は、他の作文や小論文、将来の面接やスピーチで
活かせるものです。この機会に是非試してみてください。