2013年5月22日
和歌山県 高校入試 数学・理科に要注意
前回、和歌山県の入試制度についてお伝えしましたが
今回は入試問題の特徴を見ていきましょう。
ここ数年の入試の一番大きな特徴は、移行処置があったことではないでしょうか?
全国的に見ても、数学と理科に関しては
47都道府県すべてで移行処置後の範囲から出題されています。
・数学
全国的に出題傾向が高かった単元は『代表値』と『解の公式』です。
代表値:
基本的な問題が中心ではありましたが、移行処置があったため、正答率は低くなっています。
解の公式:
関数や相似、三平方の定理と絡めて、係数が多い2次方程式の難問が出題されています。
毎日計算トレーニングを行い、基本的な問題で早く確実に点数が取れる力をつけていきましょう。
・理科
計算問題・文章記述問題は正答率が低くなっていますが
中~上位校を目指すのであれば、計算問題・文章記述問題対策をする必要があります。
理科の出題範囲のうち、全国的に重要とされている単元は、
『水溶液とイオン』『力のつり合い』『仕事とエネルギー』『電流の動き』『電力量・熱量』です。
このうち、『水溶液とイオン』『仕事とエネルギー』は和歌山、
『電力量・熱量』は大阪府で出題されたことがありますので、
是非、和歌山県の入試問題はもちろん、大阪府の入試問題も参考にしてみましょう。