2022年6月14日
外国語を学ぶ意味
こんにちは!家庭教師のトライ和歌山校です。
突然ですが、皆さんはなぜ外国語(多くの場合英語)を学ぶのでしょう?
「海外の人と友達になりたい!」「外資系の企業でバリバリ働きたい!」など、明確な目標がある人ばかりではないでしょう。
もちろん、今はグローバル社会ですから、皆さんが大人になるころには今よりももっと英語運用能力が必要になっていることは言うまでもありません。
ですが、今回はそういった社会背景などは置いておいて、皆さんがなぜ外国語を学ぶべきなのか、ひとつの考えを紹介したいと思います。
皆さんは「出世魚」は知っていますか?
日本では、同じ魚が大きさに応じて名前が変わり、異なる魚として扱われることがあります。身近なものは、ツバス→メジロ→ハマチ→ブリなどでしょうか。
一方で、英語圏ではこれらはすべて「Yellowtail」といって同じものとしてかわれるのだそうです。ここには各国の文化的な背景が隠されているのですが、ここで何が言いたいかというと、【言語が異なるとモノの見方も変わる!?】ということなのです。
私たちが「牛」と思っているその生き物たちが、例えばオスかメスか、去勢をしているかしていないか、などの細かい区分によって、違う生き物として見られている国もあるのです。
同じものを見ていても、モノとモノの区別や線引きが異なると、全てが異なって見えますよね。このように、自分たちの言語にはない考え方を知って、自らの価値観を広げられることで、多様性を理解できる。これが「外国語を学ぶ意味」の一つかもしれません。
皆さんはどう思いますか??
将来海外と関わる気持ちがなくても、自分と異なるものを理解し受け入れる姿勢は、良い人間関係を築くためにも必要なことですよね。
今回は少し難しい話だったかもしれませんが、これを知って少しでも「外国語っておもしろい!」「他の言語も学んでみたい!」というモチベーションにつながれば嬉しいです!
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