2011年5月19日
和歌山県 高校入試 リスニングテストの傾向と対策
みなさん、こんにちは。前回のブログではリスニングテストの重要性を記載しましたが、本日は高校入試で出題されるリスニング問題の構成分析について記載します。
【出題傾向】
第一問目は、絵の内容に合った対話を選ぶ問題。その絵から生まれる英会話として正しいものを選びます。会話文は紙面にはないので会話を聞きとる力が必要です。
第二問目は、2人が交わす英会話文(6会話)を聴き、その会話の内容から出題される質問の解答を選択肢から選びます。
第三問目は、150単語程度からなる英語文章を2回聴き、その内容に対する解答を日本語で行うもの。第一問目、第二問目よりリスニング難易度が高まる分、解答が日本語となります。
【対策】
毎年、大きな出題傾向の変化はないので、どういうスタイルで出題されるかを熟知することがまず重要。その出題傾向に合わせた問題に慣れることが次に重要です。とくに大切なのは、英語での質問をきっちり聞き取ること。
英語は日本語と違い、聞き取りのポイントが文頭に来ることが多いです。Whenなのか Whereなのか、何を聞かれているのかが文頭に来ることがあるので、放送問題ではその点を注意しましょう。
問題そのものはシンプルなので、練習量を多くすれば聞き取りのポイントも見えてきます。解答の選択肢を見た時に聞き取りとなるポイントが何かを”guess”できるようなトレーニングが必要です。
今すぐできることは、英語の勉強の際に必ず音読をすること。しかもできるだけ外国人になったように読んでみましょう。音読をすることによって眼だけではなく、口や耳を含む五感を使っての勉強が可能になります。結果をすぐに求めず、音読を繰り返すときで必ず結果がついてきます。まずは今日から、音読をはじめてみてください。