教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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【智辯学園中学校の傾向と対策】

 

≪算数≫

年度 1 2 3 4 5 6 7
17 計算の工夫 未知数を求める問題 未知数を求める問題   折り返し図形の角度 つるかめ算 円グラフ 植木算 やくそく・記号 旅人算 立体 倍数 規則性
18 計算の工夫 計算の工夫 指数と分数の四則混合   速さ 相当算 分数の和   つるかめ算 売買算 時間と道則 平面図形 立体図形
19 指数の四則混合 計算の工夫 小数の四則混合 分数の四則混合 濃度 相当算   つるかめ算 通過算 単位あたりの量 ニュートン算 面積
20 指数の四則混合 計算の工夫 小数と分数の四則混合 分数の四則混合 割合 約数 植木算・差集め算   倍数算 差集算 消去算 推理問題 旅人算
  1 2          
22 整数の計算 分数の計算 小数の計算   カッコを含む整数の計算 カッコを含む分数の計算              
3 4 5 6 7 8 9  
早さと時間 半円 立体図形 給水 離散的思考問題個数の処理 平面図形と面積 速度 平面図形の重なり 離散的問題円周上の移動 平面図形・角度 給水とグラフ 平面図形・角度  
  1 2          
23 整数と分数の計算 小数の計算 分数の計算   カッコを含む整数の計算 カッコを含む分数の計算 カッコを含む小数の単位換算            
3 4 5 6 7 8 9  
割合 食塩水 仕事算 立体の体積 離散数学的思考問題グラフ上の回転 平面図形と面積 割合 売買算 道のり・早さ 平面図形 給水 立体図形の体積  

◎出題形式・注意事項

試験時間70分。プリント2枚。問題文中の空欄に解答を記載する形式です。中には、途中式を書かせる問題もあります。

2008年度から智辯和歌山は、従来の1回募集から前期・後期の2回募集へと入試制度を改変し、募集人員を前期100名・後期35名としました。これに伴い算数2回・国語2回・理科1回であった入試科目が各1回ずつにとどまり、配点も変更されました。また、智辯小学校卒業生の中1進学(内部進学者の発生)による一般募集定員も減少もあります。

 

◎問題数

表を見ていただければ一目瞭然ですが、問題数は増えています。今まで文章題であった3が小問集合になり全体の問題数は増えました。しかし内容は易化傾向にあります。試験時間内に合格点を取るためには、1分考えて解けない、解答方法が思い浮かばない問題は捨て、最終の9問まで解答しましょう。70分÷9問≒8分弱です。ページをめくる、計算用紙に計算する、消しゴムを使うなどの時間がかかることを考えると、1問7分がリミットです。

 

◎新傾向問題

離散的問題が増えました。「離散」とはすなわち、整数問題のようなものです。個数の処理にとどまらず、時間の計算、人数の計算等の問題が出題されます。勉強方法としては、新たなテキストや本を入手するよりも、同一問題の反復演習で対応できると思います。

 

 

≪国語≫

年度 1 2 3 4 5
22 紀行文(井上ひさし) バトンパスパス(川島誠) ことわざ 漢字 ものの名前

 

◎出題形式

先に文章問題、後半に知識問題の形式。長文2問、知識問題3問。

 

◎長文

2がかなりの長文です。時間配分に気を付け解いていかないと、解答する時間が無くなってしまいます。難易度はさほどではないですが、長文に読み慣れておくために演習はしっかりしておきましょう。

 

◎接続詞・熟語

長文を読んで疲れた頭で考えると間違う可能性が高いので、試験開始の合図があった直後に解答しておきましょう。

 

◎全体的に

内容は平易ですが、文章問題でかなり時間を取られることで焦りが生じ、普段なら解ける問題も落としてしまう可能性が高いです。前もって時間配分を計算しておきましょう。

 

 

≪理科≫

年度 1 2 3 4 5
21 植物の生育
花の色・花の作り
ロウソクの燃え方
ものの温まり方
ものの燃え方
天気・雲の様子
天気図
食塩水 電気抵抗
7問 6問 9問 5問 8問
22 A温度と体積
B温度と体積と電気抵抗
川の水流域と地層 ものの温まり方 ジャガイモの生育 振り子
A:3問
B:2問
8問 4問 9問 6問

 

◎出題形式

試験時間50分の配点100点。

 

◎物理分野

難易度は高くないですが、計算を伴う問題です。計算にかかる時間を考えて、試験開始直後に理科の問題全体を見渡し、時間配分をしましょう。

 

◎化学分野

水溶液系の問題が多いです。知識自体は基礎的ですが、計算を伴うのでじっくりと考えるようにしましょう。

 

◎生物分野

観察と観察結果が中心です。理科には珍しく、生物の実験問題が必ず出ています。知識の蓄積だけでなく、発展した考え方を文章にできるようにしておきましょう。

 

◎地学分野

天気も地層も知識の蓄積が必要な分野です。写真か図の問題が必ず出題されています。天気図以外に雲の写真と名前、化石の名前を覚えておくとよいでしょう。

 

◎全体的に

理科全分野のうち、問題を作り易い物理分野からの出題が多いです。各分野で、絵と名前、写真と名前を一致させる問題があるので、名前は意識的に覚えておきましょう。

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