2012年1月9日
和歌山県 中学受験の心構え
来週の日曜日に、共学では、初芝橋本中学校が、
女子中学では、和歌山信愛中学校が「中学入学試験」を行います。
私立小学校や国立小学校へ進学された方を除き、ほとんどの方にとって、
中学入学試験は、初めての受験になります。
中学受験では、今まで学習した事が大いに役立ちます。
また、これからの短期間で点数を上げられるように、
各教科のワンポイントアドバイスを行います。
◎算数
計算を早くするために、同じ数同士でくくる工夫があります。活用しましょう。
38×0.03+38×0.97=38×(0.03+0.97)=38×1=38などです。
◎国語
長文を読むときに、主語を○で囲んで線でつなぐように心がけましょう。
主語は、真下に来る格助詞『は、が、も、こそ、さえ、まで、の、だけ、しか』から見つけることが出来ます。
◎理科
食塩水の濃度を求めるときには、天秤算があります。
「13%600gに、□%400gを足したら19%の食塩水になりました」という問題は、
(19-13)×400=(□-19)×600より、□=23を導くことが出来ます。
◎社会
アメリカの首都は「ニューヨーク」でなく「ワシントンDC」です。
埼玉県の県庁所在地は「浦和」でも「大宮」でもありません。「埼玉」でもなく、「さいたま」が正解です。
最後に。
中学入試の日は、大学入試センター試験が行われる日です。
日本全国で55万人、和歌山県内だけでも4千人の大学受験生が移動します。
交通の混雑、電車の遅延が予想されます。試験開始1時間前には、試験会場に着くようにして、
緊張を解きほぐし、リラックスして最後の復習に臨みましょう。