教育プランナーブログ

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来る2012年5月21日、日本で金環日食を見ることが出来ます。

 

金環日食とは非常に珍しい天文現象です。

日食は、太陽が月によって隠されることにより、太陽が欠けて見える天文現象です。

月の見かけの大きさが太陽よりも小さい場合、月が太陽の内側へ完全に入り込むと、

太陽は細いリング状に見えます。これを金環日食とよんでいます。

 

金環日食は、日食の中でも特別な日食ということができます。

金環日食は仮に同じ観測地点に居続けたとすると、数百年に一度しか見ることができない、

珍しい天文現象です。つまり、一生に一度見ることができたら運がいいという

非常に貴重なものなのです。

 

金環日食を観測できるのは朝です。

和歌山県では全域で金環日食が観測できます。

紀伊半島南端の串本町・古座川町・那智勝浦町を中心食線が通り、

潮岬のあたりから新宮市にかけて、熊野灘沿岸の広い範囲で均等度合い90%以上の

美しいリングが楽しめます。

和歌山市では、金環開始が7時26分55秒頃、

日食が最大になるのが7時28分49秒頃、

金環が終了するのが7時30分43秒です。

およそ4分弱金環日食が継続することになります。

 

その他の市町村でも日食が最大になるのは7時28分頃から7時29分頃です。

その少し前に準備を整え観察すれば、十分金環日食を楽しむことが出来ます。

 

金環日食は皆既日食とは異なり、一番欠けた時でも道具無しに直接目で見ることはできません。

太陽の光は非常に強力で、誤った方法・不適切な道具を使って観測すると

目に不可逆的な傷害を負う危険性があります。

リング状に欠けた太陽を楽しむためには、それ相応の準備が必要です。

 

金環日食観察のために確実に用意しておくべきものは、日食グラス(日食めがね)です。

日食グラスは、家電量販店、大手スーパー、コンビニ等で購入できます。

早めに入手し、使い方を練習しておきましょう。

また、安全な観測方法でも有害な光を100%防ぐことは出来ませんので、

長時間の観察は控えてください。最大でも1分程度の間隔で休みをいれつつ観測しましょう。

 

金環日食は貴重な現象であることはもちろん、タイムリーな話題として

今年度の高校入試で出題される可能性も高いです。

今回の日食について、これを機に理解を深めておきましょう。

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