2012年5月22日
和歌山県 高校入試制度
今回は、知っているようであまり知られていない、公立高校の入試制度のお話をします。
入試日はいつ?内申点ってどうやって計算するもの?など、さまざまな疑問があるかと思います。
そんな和歌山県公立高校入試制度の疑問を解決します!
和歌山県公立高校入試
※平成24年度入試のものを参考にしています
≪入試日≫
学力検査:3月12日
面接・実技検査等:3月13日
追募集:3月26日 (合格者が募集定員に満たない学科・コース等)
≪配点・試験時間≫
科目: 国語 数学 英語 理科 社会
試験時間: 50分(作文含む) 50分 50分(リスニング含む) 50分 50分
配点: 100点 100点 100点 100点 100点
≪内申点の算出方法≫
和歌山県公立高校の内申点は、中学1・2・3年時の評定値をもとに算出されます。
この評定値は5段階の絶対評価によるものです。
中学1・2年時は、9教科の5段階協定の合計点(90点満点)であるのに対し、
中学3年時は、9教科の5段階評定の合計が2倍されます。
つまり、和歌山県の内申点は、合計180点満点と言うことになります。
※傾斜評価を実施する学科もあります。
≪当日点と内申点の割合(普通科)≫
和歌山県では、当日点(500点満点)と内申点(180点満点)の単純合計でなく、
高校によって、当日点と内申点の割合が定められています。
タイプⅠ:当日点と内申点の割合が70%:30%
→向陽(当日点の傾斜配点あり)、海南・海南校舎、粉河、南部、紀央館など
タイプⅡ:当日点と内申点の割合が60%:40%
→桐蔭(当日点の傾斜配点あり)、橋本、那賀、神島など
タイプⅢ:当日点と内申点の割合が50%:50%
→和歌山北・北校舎
タイプⅣ:当日点・内申点に加え面接点を課す
→和歌山東、串本古座、海南・大成校舎など
複雑そうに見えますが、自分が受けたいと思っている高校は、
面接や小論文があるのかないのか、内申点と当日点の割合はいくらか、
あらかじめ知っておきましょう!