2012年9月3日
和歌山県 秋以降の過ごし方 ~非受験編~
【読書で脳トレ!】
読書は、海馬、右脳、視覚中枢、言語中枢、大脳皮質など大脳各部をフル活動して行う作業です。
長文を読むために脳は、先に読み取った言葉を瞬時に記憶し、順次、把握した内容を短期記憶します。
そうしていくつかの文がつながった文章を読んでいくプロセスで、
論理を司る脳や、感情を司る脳が働き始め、過去の知識や体験に照らし合わせて、自分なりの理解が行われます。
全国学校図書館協議会の調査によると、
平成23年5月の読書量は、
小学生 9.9冊
中学生 3.7冊
高校生 1.8冊
「月に1冊も読まない」は、
小学生 6.2%
中学生 16.2%
高校生 50.8%
…と、学年が上がるごとに読書量が減っています。
中高生になると、部活や勉強の時間が増え、忙しくなり、本以外のメディアに触れる時間も長くなります。
また、学校での読書体験の機会も学年が上がるごとに減少します。
音読は、前頭前野を活性化させ、暗記力がUPする…など、読書は、最高の脳トレです。
“読書の秋”をきっかけに、本に触れる機会を作りましょう!