2012年9月4日
和歌山県 秋以降の過ごし方 ~中学受験編~
今回は本番に向けて夏休み以降の勉強の進め方についてお話します。
秋以降には過去問演習に取り掛かっていきましょう。
近畿地方の中学で実際に出題された問題や過去問に取り組み、実際の力試しを行います。
志望校の出題傾向を分析し、本番に向けての準備をしていきましょう!
和歌山県では、智辯学園和歌山・近畿大学附属和歌山など
中学受験の学校はさほど多くない為、傾向も絞りやすいと思います。
各科目ごとの出題傾向を簡単にお伝えすると、以下に分けられます。
【国語】
物語文・随筆文・説明文・論説文から、学校によりこのうち2題が出題されます。
【算数】
どの学校も大問1は、計算問題もしくは、1行問題が出されています。
出題パターンは中学受験の王道(各セクションから1問ずつ)がほとんどです。
一つの単元で学んだことが、他の単元にも応用できることがあるのですべての範囲を学習しましょう。
【理科】
① 実験・観察の手順、実験結果や観察結果から何がわかるのかを尋ねてくるタイプ
② 理科の授業で学ぶ知識をそのまま尋ねてくるタイプ
③ 物理分野・化学分野・生物分野・地学分野からの計算問題
④ 理科の知識をもとに、想像力を問うタイプ
【社会】
社会科の問題は、大きく大別して地理分野、歴史分野、公民分野の3単元に分かれ、
どこの中学も、各セクションからほどよく1題ずつまたは2題ずつ出題されています。
また、複数校を受験する場合、偏差値で併願を選ぶのではなく、
出題傾向で選ぶ方が、効率が良いといえます。
志望校の出題傾向とそれにあった対策を行ない、合格点を勝ちとりましょう!