2014年9月30日
和歌山県 高校入試の傾向と対策 理科編
こんにちは。家庭教師のトライ和歌山校です。
9月の実力テストが終わり、文化祭などのイベントにも精を出しているところでしょう。
しかし、ここで皆さんにお伝えしたいことは、
勉強を入試対策に徐々にシフトしていかなければならないということです。
本日は、和歌山県公立高校入試の「理科」の傾向と対策についてお話します。
理科の問題は、用語の理解力を問う問題や、記述式の問題が多く出てきます。
内容としては実験や観察をもとに問題が作成されていることは、どの分野でも同じです。
1)出題形式
全体で大問が4題、内訳は生物・地学・化学・物理です。
出題傾向は次の通りです。
生物: 実験や観察を通して理解力を問う問題が中心
地学: 天気(気象)、天体、岩石と大きく3つに分類される
化学: 化合や質量保存の法則、気体の性質などに関する問題が頻出
物理: 状態変化や圧力、大気圧に関する問題が出題
2)対策
模試も、学校の実力テストも、4分野構成です。
4分野の内、得点源にしやすい「生物」と「地学」の用語は一問一答形式で確実に覚えましょう。
得点の差が出るのは、「化学」と「物理」です。
表やグラフからの思考力と計算力を利用する問題が多く出題されています。
計算問題を苦手としている受験生の方が非常に多いので、解き方をきちんと確認しておく必要があります。
対策を踏まえて、毎日の勉強で何をするか、これが最も重要です!
ポイントは3つです。
①図を描いて覚えよう!
図は必ず入試に出るので、用語とセットで覚えると得点アップにつながります。
②実験の目的と結果を覚えよう!
事象や現象から、数字と記号で分析して結果を導ける力を付けていきましょう。
③観察手順や実験器具の使い方を覚えよう!
実験には器具がつきものです。参考書に載っている絵や写真を見て視覚的に覚えましょう。
入試対策は早く始めるに越したことはありません。
傾向を10月と11月でつかみ、自分の苦手を今のうちに確認しておき、
文章を書く練習を含め、12月と1月できちんと対策が打てるように計画を立てましょう。