2015年2月17日
和歌山県 学年末テスト対策~高校1・2年生~
こんにちは。もうすぐ学年末テストです。
1年間の総括であり、今の学年の内申点を向上させるラストチャンスです。
しっかり対策を行い、万全の体制で臨みましょう。
勉強のサイクルとして、暗記系は寝る前に覚え、起きたら見直しをすると記憶に残りやすくなります。
午前中は数学など思考力の必要な理系教科を勉強して脳を活性化させ、
午後に英語などの文系教科を勉強するといいでしょう。
今回は、数学でつまずきやすい「場合の数・確率」「微分積分」の単元の対策について書こうと思います。
◆場合の数・確率
(1)大きさの同じ2つのサイコロを振って、1と2が出る確率を求めなさい。
(2)大きさの違う大小のサイコロを振って、1と2が出る確率を求めなさい。
基本的なことではありますが、(1)と(2)の問題の大きな違いは「区別の有無」です。
(1)では2つのサイコロを区別しないので、出る目の組み合わせは
(1,1)(1,2)(1,3)(1,4)(1,5)(1,6)
(2,2)(2,3)(2,4)(2,5)(2,6)
・・・
の21通り。
しかし(2)では、
(1,1)(1,2)(1,3)(1,4)(1,5)(1,6)
(2,1)(2,2)(2,3)(2,4)(2,5)(2,6)
・・・
の36通りあります。
出る目の組み合わせの数が違うと確率の分母が大きく変わります。
慣れない人は組み合わせを書き出し、状況を視覚的に捉えてみましょう。
問題の解きミスが減るはずです。
◆微分積分
「計算はできるけれど、文章題が解けない」という方は多いのではないでしょうか。
「面積が最も大きくなる場合の面積を求めなさい」という問題があっても、
面積が最も大きくなる場合がどの場合かが分からないと解きようがありません。
自分でグラフや図を書いて状況整理をしましょう。
そして、1問解いたら、その類題を解いてみること!
微分積分の問題は出題パターンが決まっていますので、パターンを掴んでしまいましょう。
高校生のテスト対策は、かなり思考力が必要とされます。
もし分からないところが出てきたら、ぜひトライまで。
トライでは学年末テスト対策も行っていますので、お気軽にご相談下さい。