2015年5月8日
和歌山県 漢検を受験してみよう!
和歌山県の皆さん、こんにちは!
5月に入り、ますます暖かくなり過ごしやすい日が増えてきましたね。
今年のゴールデンウィークは5連休でしたが、皆さん楽しい思い出はできたでしょうか?
連休でしっかり楽しんだ後は、また勉強を頑張っていきましょう!
今回は、漢検について紹介します。
「漢検」とは「日本漢字能力検定」のことで、漢字能力を測定する技能検定です。
漢検の年間受験者のうち、小・中・高校生が9割を占めております。
単に漢字を「読む」「書く」という知識のみを測るのではなく、
漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。
漢検の特徴として大きく分けて3点あります。
① 幅広い分野により漢字能力を的確に測定
漢字の意味を理解し、文章の中で適切に漢字をつかう能力を測るために、
漢字の読み・書きの問題に加え、熟語の構成・意味・誤字訂正・部首・筆順など
幅広い分野から出題されています。
② 記述式中心の問題で総合的な漢字能力を測定
漢検の出題形式は日常生活のどのような場面でも通用する総合的な漢字能力を測定するため、
記述式が中心となっております。
③ 基礎から応用まで漢字能力を段階的に身につけられる級設定
漢検の級は1~10級の12段階に分かれています。各級は小学校・中学校・高校の内容に
合わせてありますので、学習者がそれぞれの意欲や実力に応じて、目標級を設定し、
ステップアップすることができます。
小学生の漢検取得目安としては5級もしくは4級以上です。
中学受験においては日頃の学習にも漢検が役立ちます。
また一部の中学校では漢検を受験時の査定の一部として判断する材料にもなっています。
また高校入試においても生徒の能力を学科試験の成績だけではなく、
必須能力の習得を客観的に証明するものとして漢検は幅広く利用されています。
評価の内容は、出願書類などに記載されていれば参考にするというものから
具体的に点数加算を行うものまで学校により様々です。
以上のように受験の際にプラスで加点される場合もありますので、
小中高生の頃からどんどんチャレンジしてみてください。