2018年10月12日
和歌山県の中学入試に迫る -県立中学編
10月にもなると気温も下がり、朝晩は少し冷え込むようになってきました。
この時期は日が暮れてしまうと気温がいい気に下がる傾向があります。
これは『放射冷却現象』といって、夏と違い日中に地面がそれほど熱を帯びていない場合、
日没後、地面が大気を冷却するといった現象なのです。
部活や課外活動で帰宅が遅くなる方は、帰宅時の気温の低下には充分気をつけましょう。
受験生の皆さんにとってはこの秋、体調を崩している時間はありません。
今日のテーマは「和歌山県内の中学入試」についてです。
ご存じのとおり、和歌山県内では桐蔭中学校・向陽中学校など公立中や智辯和歌山中学校・開智中学校など
私立中学校それぞれに入試が課されています。県民人口から比較すると受験を要する中学数は多く、
中学入試が盛んな町とも言えます。
そんな中、公立中入試と私立入試は傾向が大きく違うのですが複数の中学校を併願受験する方が多いのも現実です。
特に和歌山の公立中学校を受験する場合は問題のほとんどが対話形式である事から、
何が必要な情報であるのか?
答えなければいけないは何なのか?
を素早く的確に把握する必要があります。その為国語の読み取りや文脈把握の完成が必須となってきます。
また回答の際にも説明を要する場合が多いのですが、小学校の授業では「文を書いて人に説明する」という授業は
ほとんど行っておらず、塾で対策している方も苦労しているのが現状です。
こういった説明文を書く際に重要視されるのが「文章論理」とよばれる文章ごとのつながりになります。
分かりやすく言えば「意見を言う場合には必ず理由が必要であるルールをわかっているか」ということです。
ここでよく言われる説明文のコツとして「意見⇒根拠⇒論拠」の書き方が有効であるようです。
ここでいう根拠とはみなさんが考える理由であり、論拠とはみなさんの意志を別にした客観データのことです。
この二つの理由を上手く使いこなす事が近道になります。
どのように説明文を書いていくか、書き終わった文を添削してもらってもなかなか文章は上達しません。
よく中学入試向け文章講座の授業や添削指導を耳にしますが、やはりうまくいかない人が多いようです。
論理的文章力上達のコツは「文を書きながらリアルタイムで指導を受けること」だと考えます。
マンツーマン指導のトライで文章力も大きく伸ばしていけます。
中学入試直前対策を家庭教師で応対する事も増えてきています。
あと3ヶ月、目いっぱい文章力をつけて必ず合格しましょう!