2014年9月5日
徳島県 秋以降の過ごし方 中学受験編
皆さんこんにちは。
今回から3回にわたり、
志望校合格にむけて、秋以降にどのように
準備と学習を進めていかなければならないのか
についてお話しようと思います。
まずは中学受験編です。
徳島県内の中学入試は
①国立 鳴門教育大附属中学
②県立 城ノ内中学、富岡東中学、川島中学
③私立 徳島文理中学
の3タイプに大別されます。
入試問題の特徴も各校とも異なるため、早期に志望校を決定し、
志望校の出題傾向を把握してその対策に取り掛かる必要があります。
◆◆各校の出題分野と問題傾向◆◆
●鳴門教育大付属中学
算数 : 求積問題、規則性・場合の数、統計とグラフ
求積問題では基本的な問題に加え、補助線を引くといった一工夫で問題が解けるように
練習しておく必要があります。規則性の問題は標準的な良問が出題されていますが、
場合の数に関しては樹形図などの練習が必要です。
グラフに関しては円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフ・帯グラフの特徴を押さえておく必要があります。
このほか記述式の問題も出題されるので、日々の学習の中で考え方、途中式を書く習慣をつけ、
基本的な公式に関しては意味をしっかり把握しなければなりません。
国語 : 漢字、文法、記述問題、条件作文
長文読解に関しては文中で答えを探しだし、条件に合う形で時間内に書きだす練習をする必要があります。
●徳島文理中学
算数 : 平面図形、立体図形、規則性・割合
平面図形・立体図形は毎年大問として出題されます。
難易度が高く、出題範囲も広いです。
基礎を固めた上での応用問題が出題されるので、日頃からの練習が必要。
規則性では発想の転換・柔軟な思考力が求められます。
国語 : 漢字・文法、文章読解
文章読解では説明的文章と文学的文章が一問ずつ出されています。
記述の割合が高く40~60字程度の記述問題が出されるので条件を
押さえた上で内容をまとめる力をつけるといった対策が必要不可欠になります。
●城ノ内中学・富岡東中学・川島中学
適性検査 : 自己の考えや意見を表現する力、課題の発見し、追求、解決する力、
小学校教育を通じて身に付けた多様な力を見ます。
適性検査Ⅰ: 国語(作文含む)と社会の総合問題
時事問題や身の回りの問題をテーマにし、自身の考えをしっかりと伝えられるように練習する必要があります。
作文は一朝一夕にうまく書けるようにはならないため早期対策が大切です。
適性検査Ⅱ : 算数、理科の総合問題
立体図形、力学、電気の分野や実験に関する知識が問われます。
以上のように各校で出題の傾向や難易度が大きく異なります。
この秋に志望校の出題傾向に合った学習ができるか否かで合否が大きく左右されます。
学校内容をきちんとおさえ、基礎学力を定着させた上で難易度の高い応用問題や
発想の転換や問題を解く際に一工夫求められる応用問題にチャレンジしていかなくてはなりません。
基礎学力の定着ができておらず、時間がないことに焦りを感じている方、
過去問の分析と対策に不安がある方、
トライでは中学入試に向けて志望校別対策や作文特訓ができます。
この秋にしっかりと学習量を確保し、お子様に合ったカリキュラムで学習することが大切です。
私たち教育プランナーがお子様の弱点や克服しなければならない分野を分析し、学習計画をご提案します。
中学入試をご検討中の皆様、ぜひ一度ご相談ください。