2022年11月8日
調査書(内申点)の重要性~徳島県公立高校入試
徳島県公立高校の生徒募集選抜要項(一般選抜)に記載がある通り、「調査書は,学力検査の成績と同等に」扱われます。
■調査書中の「各教科の学習の記録」の評定
調査書の評定値合計は、以下のように算出されます。
① 学力検査を実施しない、音楽,美術,保健体育及び技術・家庭の4教科については,第1学年から第3学年(12月31日時点)までの評定値合計を2倍する。
② 国語,社会,数学,理科及び外国語については,第1学年から第3学年までの評定値合計とする。
③ 調査書の評定値合計は,①・②を合計して195点満点とする。
■合格者選抜の手順
≪第1次選考≫
調査書の「各教科の学習の記録」の評定が,上位から募集人員の80%以内にいる者で,かつ,学力検査の得点が上位から募集人員の80%以内にいる者について,面接等の結果も資料とし,総合的に選考されます。
※選考にあたっては以下留意事項や重視項目があります。
・面接の結果が特に良好、又は不良
・行動が著しく優れている、又は不良
・体育科や芸術科志願者の選考では関連教科の成績および活動記録の記載内容を重視
・実技検査を行う場合には,その成績を重視
≪第2次選考≫
第1次選考の対象者以外の者全員について,「各教科の学習の記録」の評定と学力検査の得点を同等にみて,面接等の結果も資料とし,総合的に選考されます。(※「各教科の学習の記録」の評定と学力検査の得点を同等にみることについては,受検者全員についての両者の相関表を用いて,その適正をはかるものとする)
※選考にあたっては以下留意事項や重視項目があります。
・面接の結果が特に良好、又は不良
・行動が著しく優れている、又は不良
・「総合的な学習の時間の記録」が著しく優れている
・ 「特別活動の記録」が著しく優れている
・「観点別学習状況」が著しく優れている
・芸術・文化,体育・スポーツ,ボランティア,人権などの諸活動において顕著な実績がある
・体育科や芸術科志願者の選考では関連教科の成績および活動記録の記載内容を重視
・実技検査を行う場合には,その成績を重視