2011年6月16日
和歌山県 ディスレクシアとマンツーマン指導
みなさん、こんにちは。
最近、良く耳にする「ディスクレシア」。
知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書きがうまくできないという学習障害の一種です。学習障害という表現がふさわしくないとも言われているこの症状をもつ人々は、実生活のコミュニケーションにおいてはなんら問題はありません。しかし、読みと書き、そしてそれを覚えるということにおいて苦労をしています。決して勉強ができないわけではないのですが、自分の努力が点数のアップになかなかつながらず、やる気がそがれていくということが言われています。英語圏の人では10人に1人が、日本でも100人に1人がディスレクシアの症状があると言われています。症状は、本などの文章を読むときに、その文章が歪んで見えたり、鏡に映したように見えたり、文章全体にスモッグがかかっているように見えたりと様々です。
あるTV番組では、『大変なのはその症状をもつ本人ではなく、彼らの周りの人たちが「大変だ」と言っているだけです。』と専門家が述べていました。その通りです。確かに、他の人と同じペースで学ぶことができない単元もあると思いますが、その子のペースに合わせて、その子が理解できるように工夫をして勉強していけば問題はないのです。ディスクレシアを抱える人々の中には、他の人には見られない才能を発揮する人もいます。その個性や才能を活かしていく教育環境が、日本に整うことを願います。家庭教師のトライも、完全1対1指導で貢献していけると考えています。
ディスクレシアを抱えている著名人:古生物学者ジャック・ホーナ、俳優トム・クルーズ、女優ウーピー・ゴールゴバーグなど